環境を考える
昨日、父は、高熱のため、寒いと言って震えが止まらないので、救急車を呼びました。
同乗して病院まで行きました。
救急車は、当然ですがサイレンを鳴らしながら、道路を走ります。
朝のラッシュ時にかかり、通勤途中の方々にとって、そのサイレンの音は邪魔なものだったに違いありません。
車を止めたり、端に寄ったり、道を空けて頂きました。救急車は、蛇行しながら、ほとんど止まることなく、病院へ向かいました。
これまで、あまり気にならなかったのですが、ラッシュ時の中ですから、1台でも配慮がないと渋滞のため救急車が動かなくなる事も予想され、みなさんの温かい気持ちと繋がって、救急搬送できたのだと実感しました。
救急車の窓越しに感謝の気持ちを皆さんに届けたい気持ちが沸々と湧き上がってきました。
おかげで無事に病院まで父を運ぶ事ができました。
今回のこの体験を通して、いろいろな人に支えられて世の中が回っている事が、気づかないだけで、きっとたくさんあるのではないかと思いました。
交通ルールを守ってくださるから、交差点で徐行する事なく安心して青信号を通り過ぎる事ができます。
日産車のリコールが報道されましたが、基本的には、安全に走行できるように設計してくださるから、私たちは車を安心して走行できます。
道路、道路標識、信号機等々全て先人の知恵を集めて出来上がったものばかりです。
今では、普通に使われている信号機の青色LED1つとっても、ノーベル賞を頂くほどの功績で、そこには見えない汗と努力があったように思います。
人々の善意に支えらながら、便利になった今の世界を私たちは、生きています。
生きているというよりも便利になった世界の中で、生かしてもらっている感じがします。
もっと謙虚に、そして、もっと感謝しながら生きなければと思う1日でした。