忘れ物が訴えている?
これまで、あまり愚痴をこぼさなかった私ですが、最近、妻に愚痴をこぼす事が増えてきました。
愚痴をこぼすと、抱えてきたものを吐き出して、気分がよくなります。
これは、お酒を飲みすぎて、食べた物を戻した後の爽快感に似ています。
愚痴をこぼすようになったのは、扱う問題が大きくなり、自分一人で抱えられなくなったためではないかと思います。
愚痴をこぼす事で、夫婦の会話も増え、共有する事で、関係が以前よりも関係が深まった感じがしています。
また、愚痴を話すと、妻はそれなりの対応をしてくれ、別の視点から指摘を受けるため、視野が広がり、対応に幅ができたようにも思います。
私にとってメリットが多く、益々愚痴をこぼしたくなります。
でも、メリットばかりではない事に気づきました。
お酒を飲みすぎて戻した食べ物の後始末をしなければなりません。
このデメリットがあることを忘れてはいけないと思いました。
吐き出したエネルギーが、愚痴をこぼす事で、周りに広がってしまいました。
それが、預かりの子どものトラブルになったり、日々の取り組みの甘さになったり、別の形で現れている感じがします。
スランプに陥って、修養の成果が出ないため、苦しんでいる状態になっているのかもしれません。
自分の意思の弱さが、生活全体に広がっている感じです。
愚痴は、一度吸ったらやめられない麻薬のようなもので、楽に生きようとしている自分が優位に立っているようです。
怠け心も顔を出しています。先送りにする事が増えています。
感情に流され、歯止めが効かない事も増えています。
せっかく身につけたよい習慣が、消えかけています。
ここは、一度立ち止まり、自分を見つめる必要があります。
愚痴をこぼしたくなる自分(A)と、愚痴を止める自分(B)がいます。
愚痴をこぼしたくなる自分(A)
・気分がよく、とても楽になっています。
・活発に会話をしています。
・申し訳なさを感じています。
・周囲が明るく輝いています。
・楽しい気分を味わっています。
深いところにあるもの 安全
愚痴を止める自分(B)
・生き方を見つめています。
・真面目で誠実な感じがします。
・追求心があります。
・厳しさを感じます。
深いところにあるもの 正義
両者が生きるめざす世界
愚痴を止める自分(B)の正義を使って、自分を磨き続け、愚痴をこぼしたくなる自分(A)の安全を使って、安全な生活を送れる事に感謝を伝え、
明るく爽やかな生活を送っています。
・会話の質が深まり、共感しつつ、よりよい考えを作り出す話をしています。
・互いに笑顔で話をしています。
・思いやりと承認が溢れています。
誰もが私を生かしてくれている存在として、関わっていることに感謝しながら生活をしたいと思います。
愚痴の数が少なくなる生活になりそうです。