続ける事
持続可能な社会の実現のための取り組みは、いろいろな形で実現され、現代社会の中で浸透されてきていると思います。
この視点は、国のレベルから、地方レベル、企業レベルと様々なレベルで実施されています。
私は、一番大切な個人レベルで、これを意識した生活をする人が増えることが、持続可能な社会を作ることになると思っています。
持続可能性な社会の実現は、人類の永遠の存続につながる大事な取り組みと考えることができます。
つまり、個人レベルで考えると、子どもや孫、その後に続く、子孫が生き続ける社会をイメージしながら、生きていくことになります。
この事を多くの人が自覚しながら、日々の生活を送る事が、人類の存続になるのではないかと思います。
そして、それは、日々の生活の目的意識に現れるように思います。
「あなたは、何のためにそれをするの?」と問われた時の返答がそれです。
1、「自分のため」→「家族のため」→「地域のため」→「社会のため」
これは、空間的な広がりになります。
2、「自分のため」→「子どものため」→「孫のため」→「子孫のため」
これは、時間的な広がりになります。
この両面を自覚しながら生活をすることが、人類のための持続可能な社会の実現になるのではないかと考えています。
問われた時に、どのレベルの返答が多いかが、自分の意識レベルと考えることができます。
私たちの生活を振り返って見ると「自分のため」「家族のため」「子どものため」に費やす時間が多いように思います。
また、「地域のため」に費やす時間を設けている人は少ないように思います。
同様に「孫のため」に費やす時間を設けている人も少ないように思います。(孫を持たない限り、考えられないかもしれません。)
国の委託調査の結果からも、「ボランティア」「ちょボラ(ちょっとしたボランティア)」など他人のために時間を費やすことのできる人は、少ないようです。
人の役に立ちたいという気持ちは、誰の心にもあります。
この気持ちは、持続可能な社会の実現につながります。
日々の生活の中に少しでもこの気持ちを意識して、取り入れることができれば、かなり大きな力になるように思います。
まずは、「地域のため」「孫のため」を意識することから始めようと思います。