話し合いが長くなるのはなぜ?

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

 まちづくりに1人でも多くの住民の方が、参加していただけるように提案文書を作りました。

 理解してもらおうと精一杯説明するのですが、なかなか理解していただけません。
 そのため話し合い時間が伸びてしまいます。

時々このような事があり、どうしてこのような事態に陥るのかを考えてみました。

 質問者には、自分の考えを反映させたいとの思いがあります。
提案には、その考えが含まれていません。また、その考えに不十分さを感じているため提案に取り入れる事は難しいと判断している自分が見つかりました。

 相手の考えを受け入れる事なく、質問者の考えを否定的に捉えている自分です。

 これでは、話し合いが長くなるのも当然と言えば当然です。

 一緒になって取り組むためには、柔軟な自分を活躍させなければなりません。

 柔軟に対応することを止めている自分を見つめて見ました。

自己主張したい自分(A)

・自分の考えに間違いない。
・考え方を曲げたくない。
・思いが通るとすっきりする。
・役に立つはずだ。

その自分が得たいもの   → 自由



 相手の主張を受け入れたい自分(B)

・よりよいものを作りたい。
・一緒に歩む方が楽しい。
・成長した自分を感じる。
・懐の深さを感じる。

 その自分が得たいもの  → 愛


この両者が補って目指す目標は?

 相手を思いやり、支えて合い、補い合い、よりよい考えを作り出す

<目指す世界のイメージ>
 私はBの「愛」を使って、相手の願いを理解し、Aの「自由」を使って、新たな考えを創造し、一緒に歩む道を見つけます。

・互いの考えのよさを認め合っています。
・笑顔で話し合いを進めています。
・至らなさを指摘しても、明るく対応しています。
・話し合いを終えた時に充実感を味わっています。

 視野が狭く、すぐに反応し、じっくりと相手の考えを受け入れていない自分が見えてきました。
 
 すぐに結論を出すのではなく、じっくりと考える時間を作ることも大切だと思いました。

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須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

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