自分軸から眺める
「自分の内面が外に現れる」とよく言われます。
例えば、楽しい時には笑顔が増え、苦しい時にはその笑顔が少なくなります。不安を抱えていると下向きの姿勢が多くなることがあります。
このような身体に現れるだけでなく、言葉遣いや服装や持ち物、生活様式や生活環境など色々なところに内面が外に現れます。
自分を磨き続けると、これら全てが少しずつ変化していきます。
新しい月になったので、自分磨きを振り返ってみようと思いました。
一番大きな変化は、自分の身体を大切にするようになった事です。
運動、食事、睡眠に気をつけて生活するようになりました。
特に運動習慣が身に付き、毎日身体を鍛える時間ができたことは、大きな変化です。
元々運動は好きでしたが、仕事の忙しさや運動の煩わしさがあり、「運動の大切さがわかっているけど、できない。」状態が続いていました。
運動不足で体重が増加したり、お腹周りが大きくなったり、気にはなっていましたが、なかなか行動に移す事ができませんでした。
その私が、変化できたのは、高齢の父母の介護や母の死を通して、健康の大切さがわかり、健康で長生きすることの大切さを実感したからだと思います。
幼い子どもが階段上りに挑戦するように遅々たる歩みでした。
始めた頃は、できたりできなかったりを繰り返しました。
そのうちに記録をつけて、自分の体の変化を意識しながら毎日生活するようになり、運動する事の楽しみや辛さを乗り越える面白さを味わう事ができるようになりました。
そのおかげで、毎日運動し続けられるようになりました。
運動習慣を身につける事ができた事は、様々な習慣を身につけるためのヒントになります。
整理してみると、
1 願いをもち続ける(意識し続ける)
(忘れないために願いを書き、見える化する。)
2 繰り返しの辛さを感じる時期を通り越すまでは続ける
(気持ちは変化していく。永遠に辛い事はない。)
3 客観的に見えるように記録を取る
(自分を冷静にみる機会になる)
4 成果を表現する(事実だけでなく思いも)
(見方・考え方が変わるまで、表現し続ける)
5 支援者を作る
(報告する相手がいると、励みになる)
になります。
習慣に生きるこの5つの要件を利用して、今度は、掃除や整理整頓に目を向け、身の回りを美しく整えられる自分を磨きたいと思います。