複焦点を意識する?
ゴミ問題は、日常生活に大きな影響があり、難しさを感じます。
ゴミステーションを新たに設置する事について、住民の話を聞くと様々な反応があり、これもなかなか実現しません。
メリット
・満杯ではみ出すゴミがなくなる
デメリット
・管理の仕事が増える
・新たなゴミ問題が発生する場所が増える
メリットとデメリットの対立が、住民の対立になります。
一緒に仲良く生活したいと思っているにもかかわらず、対立しなければならないことはとても辛いことです。
私たちの癖かもしれませんが、物事には、必ずメリットとデメリットがるのですが、これとは別に、自分にとってのメリット・デメリットから判断してしまいます。
自分の判断が正しいと思うから、対立する事になります。
これはゴミ問題だけでなく、様々な出来事に当てはめる事ができます。
戦争も温暖化の問題も同様です。
自国の立場が優先するためになかなか解決できません。
そして、このような自分の外の世界だけでなく、自分の内の世界でも起きています。
葛藤は、自分の中にある対立が生み出したものです。
立場を変えれば、どちらも正義になってしまいます。
それでは、問題の解決には至りません。
根本的な解決をするためには、両方を包含する新たな視点から、出来事を見つめ直す必要があります。
それぞれが得たいものは何かを探り、その両者のいいとこ取りをすれば、新しい取り組みを生み出せると考えています。
ゴミステーション設置のメリット・デメリットで考えてみます。
メリット(A)の深いところで得たいもの・・・・・安心
・平穏な生活を送っています。
・心配事がなく、笑顔で会話を楽しんでいます。
・うまく利用しよう、ゴミステーションを大切に扱う人々がいます。
デメリット(B)の深いところで得たいもの・・・・責任
・最後まで見届ける人々がいます。
・感謝の気持ちを伝えています。
・「お互い様」と笑顔で応える人がいます。
目指す世界のイメージ
私は、Bの「責任」を使って、各家庭から出すゴミに責任を持ってもらい、Aの「安心」を使って、ゴミステーションの設置を提案し、住民と協力して、住みよい地域を築きます。
矛盾を抱えながらも、知恵を使って困難な状況を乗り越える事ができると思っています。
そして、どんな問題も解決できない問題はないと思います。あるのは乗り越える試練だと思います。
ゴミステーションの設置に向けて、私に与えられた試練ととらえ、関係住民と話し合いをしていきたいと思います。