年賀状じまい 後悔しない?

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

 今年を年賀状じまいの年にしました。
 時代の流れと共に変えなければならないこともあり、決断しました。
関係を断ち切るわけではありませんが、一抹の寂しさを感じています。

 年に一度のやり取りを通してお互いの今を確認し、共に生きている実感を味わう機会になっている方も大勢います。

 そんな方のために、窓口だけは作っておきたいと考え、この場をQRコードで紹介した年賀状を配布しました。

 年賀状の返信の中には、QRコードを読みとって頂いた方のものもありました。
 お互いの世界で頑張ろうと励ましや応援の温かい言葉を頂き、嬉しくなりました。

 年賀状じまいは、私にとって一つの「卒業」でした。

 涙を流すことはありませんが、大切なものを失った気持ちがあります。
 
 「別れは新たな出会いの始まり」と前向きに捉えていますが、何となくモヤモヤしています。

 これまで、自分の意思でつながりを切る事をした事がありませんでした。

 そのためか、本当にこれでよかったのかと責める、もう一人の自分が、顔を出します。

 葛藤を引きずらないために、一度深く自分を見つめて見ることにしました。

「年賀状じまいを肯定する自分」(A)
 ・挨拶を伝える方法はいろいろある。
 ・年度末の忙しさが解消される。
 ・過去に縛られたくない。
 ・マンネリ化している。
 
 その自分が得たいもの  → 安心

「年賀状じまいを否定する自分」(B)
 ・繋がっていたい。
 ・切る事はいけないことだ。
 ・刺激し合えなくなる。
 ・認め合える人が減ってしまう。

 その自分が得たいもの  → 安全

この両者が補って目指す目標は?

 いつでも気軽に声を掛け合えるつながりを築く

 目指す世界のイメージ
 私はBの「安全」を使って、やり取りできるツールを紹介し、Aの「安心」を使って、心を開いて思いを伝え、互いに理解を深める世界を築きます。
 ・今まで以上にやり取りを頻繁に行なっています。
 ・笑顔で向き合っている様子が浮かびます。
 ・いつでもつながる安心感があります。
 ・今までよりも強い結びつきができている感じがします。

 切ったわけではないのに、切れた感じがしたのは、次の手を打っていない自分があったからだと気付きました。
 
 時期を見て挨拶し、連絡方法をきちんと伝えようと思います。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

須田敏男プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

長年にわたる小学校の教頭の経験を活かした家庭支援のプロ

須田敏男プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼