続けられるコツは何?

須田敏男

須田敏男

テーマ:メンタルヘルス

 毎朝、下半身を鍛えるためにスクワットをしています。
スクワットを始めて丁度1年になります。

 よく続けてこられたと関心します。

 最初は、正しいやり方が分からず、スクワットを紹介した動画をいくつも見たり、自分の姿を録画したりしました。
 記録を見ると回数は、10回でした。
 試行錯誤しながら始めました。

 以前、東北大震災の被災地に出かけるきっかけとなった長渕剛さんのスクワット1000回の記事を読んだことがあったので、何となく回数を増やしていきたい気持ちが芽生えたようにも思います。
 
 ただ、単純な運動ですので、続ける事に不安がありました。

 自己流のスクワットですが、1年間かけてようやく120回までできるようになりました。
 現在は、120回を続けています。

1年間続けられた事を振り返り、続ける秘訣を探ってみました。
・スクワットのやり方を試行錯誤する時期
 正しいやり方を見つけるために続けていました。
 自分流のやり方が決まるまでは続ける意欲につながりました。
・スクワットをした回数の数え方を変える時期
 頭で数を数えるのではなく、動きに合わせて回数がわかるようにしました。
 最初は、1から6までの数字を1つずつ書いた6枚の紙と小さく丸めた紙を10個揃え、下がったタイミングで丸めた紙を移動させる方法で10×3、10×4などと数を増やしていきました。(この頃は60回を目標にしていました。)
 丸めた紙がおはじきに代わり、手を動かす面倒を省くために、体の部位(頭、左手、左足、右足、右手)に1〜5の番号をふり、10本の指で10を数えて数を数える(1周5×10になります。)方法に変わりました。
 数え方が固定するまで続ける意欲につながりました。
・スクワットの意味づけを強化する時期
 雨の日の濡れた階段を降りていた時に、滑って階段を転げ落ちそうになりました。その時、下半身に力を入れて、体勢を崩さないように手すりや壁に寄りかかりながら転ばないように力をふりしぼりました。幸い転ばずに、手や腕に軽い怪我をした程度で済みました。この時、「下半身を鍛えていてよかった。」とつくづく思い、身体に感謝しました。
 身体を鍛えている事は、健康のためだけでなく、体を守る上でも大切なことだと実感することができ、益々スクワットを続ける意欲を持つことができました。
 現在は、この気持ちが支えとなって続けられています。

 このような取り組みの変化が、続ける力になっていったように思いますが、このほかに
 ・記録を毎日残すこと
 ・報告する仲間がいること
が継続に役立っているように思います。(続けるための環境作り)

また、スクワットをし続ける時のジワジワと押し寄せる辛さは、長期的な目標をもって取り組んでいる時の辛さに似ています。

 つい忘れがちな長期的な目標を忘れず、意識し続けるためにも、この運動を続けたいと思います。
 
 そして、スクワットをやり終えた時の充実感と辛さからの解放感を味わうために、今日も120回に挑戦しようと思います。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

須田敏男プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

須田敏男
専門家

須田敏男(メンタルヘルスサポーター)

あすなろ教室

 最新の脳科学をベースにした「NLP心理学」を生かし、家庭への支援から働く人への支援と支援の範囲を広げ、悩みを持つ人の相談活動や企業向けの研修などにも幅広く対応。

須田敏男プロはぎふチャンが厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

長年にわたる小学校の教頭の経験を活かした家庭支援のプロ

須田敏男プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼