スランプを乗り切る
もうすぐ妻の誕生日が来ます。毎年、誕生日プレゼントに花を贈っています。そして、感謝の気持ちを込めたメッセージカードを添えます。
メッセージカードを書く時に、これまでの様々な出来事を思い出します。
一緒に家族旅行をした楽しい思い出、妻の闘病生活を支えた苦しかった思い出、離婚直前までに至った苦い思い出など様々です。
いろいろな出来事を一緒に乗り越えながら過ごしてきた事への感謝の気持ちが湧き上がります。また、これからも一緒に過ごしていきたいという熱い思いも込み上げてきます。
私にとって、妻の誕生日は、夫婦生活を振り返る節目になっています。
節目は、これまでの様々出来事を精算し、これからを生きるエネルギーをもたらす機会と捉える事ができます。
振り返えると、私たちは、いろいろな節目を作って生きて来ています。
入学式、卒業式、結婚式、葬式などの儀式や記念日などが、それです。
どれも、過去を精算し、次のステージに向かうエネルギーをもたらす機会になっていると思います。
これに加えて、私は、日記も節目作りに役立っていると思います。
私は、毎朝日記を描いています。マインドマップにして出来事や大事にしている思いなどをまとめています。
描き始めて、1年ほどになりますが、日常生活に変化が生まれて来たように感じています。
例えば
「何か面白い番組はないかな。」とテレビのスイッチを入れる。
「小腹が空いたので、何か食べる物はないかな。」とおやつを探す。
「暇だな。何しようかな。」
という時間が少なくなりました。
そのかわりに
「そろそろ、お風呂の掃除を始めよう。」
「時間が空いたから、畑仕事をしよう。」
「浴室の鏡は、曇らないように綺麗にしよう。」
などと、目的を持って事に当たる事が増えたように思います。
何となく時間を過ごすのではなく、一日の活動一つひとつにエネルギーを使っている感じがしています。
そのため、疲れも感じやすくなりました。眠たくなります。
「寝る」「起きる」のスイッチの切り替えもはっきりして来た感じです。大体6時間の睡眠を取ると自然と目が覚めるという生活習慣が、身についています。
一日の節目を作る事が、心と身体の健康にとても役立っている感じです。
この生活ができるのも、妻のおかげです。
「健康で充実した生活を一緒に送ろうね。」と感謝の気持ちを込めて、メッセージカードに書きたいと思います。