冷静さに感謝
「感情のコントロールは、なかなかむずかしい」と感じる事は、ありませんか?
感情的になって、言ったり、したりしてしまって、
「あんな事を言わなければよかった。」
「こんな事を続けていたらダメになる。」
と、後悔する事になります。
私も、「もっと冷静に対応すればよかった。」「目の前の事だけしか考えていなかった。」などと後悔し、「感情のコントロールがなかなかできない」「感情をうまくコントロールしたい」と思っている一人です。
後悔した後、以前は、同じ事を繰り返す感情的な自分を責める事がありました。
最近は、
「感情的になるのは、仕方がない。」
「感情的になったから、うまくいったこともあった。」
「この自分だったから、今日まで生きて来れた。」
などと、考えるようになり、自分を責めなくなりました。
感情的になる自分を認めた上で、後悔した事を見つめ直します。
後悔した言動の裏には、どんな思いがあったのだろうと、探ります。
このくらいなら大丈夫だ。
私は間違っていない。
これしか方法がない。
相手に問題がある。
出来事によって思いは、異なりますが、
「この思いが、感情を引き出すきっかけになっている」
と考えて、それぞれを疑う問いを用意し、自問自答します。
本当に大丈夫なのか?
間違えることはないか?
他の方法を探してみたか?
自分には問題はないのか?
感情が湧き上がる前に、自分の思いを疑う事で、少しずつですが、感情的な言動が、少なくなってきたように感じています。
このような振り返りができるのは、後悔した時しかありません。
「後悔が役に立つ」と考えること、前向きになり、少しやる気が湧いてきます。
成長するために無駄な体験はないと考えるようになってきました。
失敗を繰り返しながら、地道にこの取り組みを続けたいと思っています。