呼吸を考える
「大事な約束を忘れていた」
「出来事を思い出せず、適切な対応が出来なかった。」
「言ったと言うけど、覚えていない。」
など、記憶に関わる失敗やトラブルは、誰にでもあると思います。
毎日多くの情報が、刺激として脳に入ってくるため、自分を守るために「忘れる」事は大事な脳の働きです。
記憶として留めておく必要があるかないかは、私たちの意思が判断することになります。
そこで、忘れないために
メモする
誰かに伝えておく
別の記憶装置に残しておく
など対策を講じることになります。
それでも、全てを残しておく事は難しいと思います。
忘れてしまうことで失敗やトラブルになることは、仕方がないことです。
そのことで、忘れた自分や相手を責めることは、ストレスになります。
忘れたことによる失敗やトラブルには、誠実さをもって対応することが、ストレスを回避することになります。
責任を取りたくないとか、自分を守りたいとか、自分が正しいと主張したいとか、エゴ的な思いがあると、葛藤がいつまでも続き、ストレスは、解消されません。
また、相手との関係も改善されません。
「仕方がないなあ。」と言ってもらえる関係が保たれれば、円滑なコミュニケーションを継続できます。
忘れた時の自分のあり方(誠実さ)で、ストレスを減らす事ができます。