安心を与える存在
私たちは、同じ事をしたり、考えたり、感じたりしている人といると、気を使うことなく楽に過ごせます。
脳は、常に安心安全な状態を保とうとするので、同じものは、安心安全につながり、違うものは、違和感を感じ、危険につながると判断します。
誰一人として同じ人はいません。似ている所があっても、違う所の方が断然多いのが事実です。
違いを受け入れられない場合、衝突を生んだり、葛藤が起きたりします。
違和感を解消するには、違いを認め、うまく調整することになります。
違いの中に良さを見つけて、何とか生かそうと努力すると、意外と知恵が湧いてくるものです。
この違うところを受け入る事ができる方が、争いがなく、平和に過ごせるでしょう。
違いを認める事は、ある意味「諦め」かもしれません。
我を貼り、自己主張ばかりしていては、相手から受け入れられません。互いに違いを認め、諦めて、よい知恵はないか探ることに力を注ぐ方が、お互いが生きやすくなります。
これは、相手の問題ではなく、自分の内側の問題です。
自分次第で、心の平和が保たれます。