感情が沸き上がった時
妹さんと性格が合わず、妹に死んでほしいと書き込みをした方への回答しました。
苦手な人への対応に役立つ手法を紹介しました。
知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11237275906)
<回答>
大変ですね。毎日顔を合わせる家族ですから、辛いですね。
妹さんについて 「性格がきつい、上から目線、すぐトゲのある言葉をゆう、感謝をしない、自分が偉いと思っている、人の話きかない」 と言われますが、社会の中には、このような人はいます。
そして、この中の一つや二つを持っている人は、かなり多いと思います。
そんな人と出会ったとき、あなたはどうします?
・相手の悪口を誰かに言って不満をまき散らしますか?
それとも
・関わらないように避けて過ごします?
それとも、難しいと思いますが、
・直接訴えます?
それとも、絶対ないと思いますが、
・死んでもらいます?
いろいろな対処があります。その中で自分にとって役に立つ方法を身につけ、社会の中で生きているのが私たちではないでしょうか?
妹さんは、あなたの苦手なそのような人の役を演じてくれていると考えることができます。
つまり、あなたは、今、「人との関わり方」を学ぶ絶好のチャンスに恵まれていると言い換えることができます。
避けることも一つですが、会社の上司にそのような人がいた場合、逃げることはできません。
この場合、仲良くすることは無理でも、何とかうまく関わりながら、成果を上げることを考えることになります。
あなたが、別の解決方法を導き出さない限り、妹さんが目の前がいなくなっても、同じような人は、必ず目の前に現れます。
必ず・・・・です。
必ず現れます。
ですから、この機会を逃すことはできないと考えた方がよいでしょう。
それならば、どうすればよいのでしょう?
ここが大事です。
相手を変えることはとても難しいです。
それよりも自分自身を変えることの方が楽です。
(相手のために、自分を変えたくないと思うかもしれませんが、相手のためではありません。これは、あなたのためです。あなたがストレスを抱えることなく、楽に生きるためです。)
一番よい方法は、相手に対する見方を変えることになります。
変えるためには、相手(妹さん)をよく観察します。
目の前の相手だけでなく、過去から現在までの相手に起きた出来事、周囲の状況も観察します。
じっくり観察すると、なぜ、相手がそのような態度をとらざるを得ないのか、見つめることができます。
そして、その態度を取る理由が、「自分を守るために」とか、「強く見せたいために」とか、「何か大事にしたいものをなくしたくないために」とか・・・・いろいろと考えられることができます。
そして、その理由がわかると、相手に対して、
・「私がもしその立場ならば、私もそうなるかもしれない。」
・「その状況ならば、仕方がないな。」
・「そんな状況に追い込まれていたなんて、可哀そうだな。」
・「独りぼっちにならないよう少しでも支えてあげないといけないな。」
などと思うことができ、相手に対する見方が変えることができます。
今は感情的になっているので、そのような判断をすることは難しいと思います。冷静に相手(妹さん)を見つめにくくなっています。
相手(妹さん)がいないところで、相手を想像しながら、ノートや紙に、相手に起きている出来事を時系列に並べ、そして、周りの環境と絡ませながら整理してみてはどうでしょう?(直接対面していないので、かなり冷静に相手を見つめることができます。)
この作業をしながら、考えてみましょう。
妹さんは、なぜそのような態度を取らざるを得なかったのでしょう?
きっと何か理由があるはずです。
妹さんですから、過去を振り返ると、楽しい出来事や家族で楽しく過ごした日々も思い出されるかもしれません。
また、妹さんを可愛いと思ったことも思い出されるかもしれません。
そして、今のようになるきっかけが見つかるかもしれません。
ひょっとすると何でも言えるお姉さんだから、お姉さんをストレスのはけ口にし、甘えているのかもしれません。
今見えている姿が、妹さんのすべてではありません。ほんの一部です。
振り返りながら、冷静に妹さんを見つめてみてください。
妹さんに対して、見方が変わることをお祈りします。
※相手(妹さん)としたのは、この手法は、今後あなたの前に現れると思われる人物にも利用できるからです。