習慣が崩れる時
夢をもって生きることが難しい時代です。
大人が子どもに夢を語る機会が減っていくと、子どもも夢を持ちにくくなります。
環境の変化に振り回されるのは、私たちだけではありません。振り回されている大人を見ている
子どもも幼いなりに振り回されています。
先日、孫から「どうして先生になろうと思ったの?」と質問されました。
小学4年生の孫ですから、詳しくは話せませんが、わかるように精いっぱい話しました。
幼いころは、野球選手になりたいと思い、一生懸命に運動をし、体を鍛えたことを思い出しました。
そして、思春期には、いじめられ、救い出してくれた友達への感謝の思いから、「思いやりをもって生きることを伝えたい。」と考え、教師になることを目指し、勉強に励んだことを思い出しました。
回答した後、「僕にもきっかけがあればなあ。」とつぶやいている孫を見て、孫の精一杯生きている姿を垣間見ることができ、うれしくなりました。
そして、今、「住みよい豊かな地域を築きたい。」と思い、自治会長や、まちづくり協議会事務局長として、情報を集めたり、自分を磨いたりし、いろいろな提案をしている自分がいます。
その時々に自分を振り返ってみると、自分を磨き、毎日を充実させることに精一杯取り組んできた自分を見つめることができます。
時代の変化に翻弄され、自分を見失いそうになることもありますが、出来事や環境に振り回されることなく、何を大事に生きているのかを見つめ、自分を磨き続けることが大事だと思うこの頃です。
あなたの夢は何ですか?
そして、それを語っていますか?