企業に求める教育力
仕事と子育てに励む父親から、寝る邪魔をする母親への対応についての質問が、yahoo知恵袋に寄せられました。(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12232990022)
その回答を次のようにしました。
<回答>
忍耐強く、頑張っておられますね。お疲れ様です。
文面では十分に把握できませんが、義両親の話が出てくるということは、義両親と同居されているのでしょうか?
お嫁さんが、専業主婦をされている事情がわかりませんが、「家事・育児も協力されている」、「お嫁さんが出勤時にまだ就寝されている」などの状況から考えると、お嫁さんに何か事情があるのかもしれないと思いました。
それに加え、お嫁さんは、あなたを頼りにし、あなたに認められたいとの思いが強いように感じました。
(「べらべら喋ってくるお嫁さん」が何を伝えたいのかをきちんととらえるとお嫁さんが認めてもらいたい内容がわかるはずです。なかなか伝わらないという気持ちが強いと話続けることになります。)
義両親もある意味、あなたに頼っていて、娘さんの事には、口出しをしたくないとの思いが伝わってきます。
このような状況の中で、あなたは、一家の大黒柱として、精一杯努力されていると思いました。孤軍奮闘している感じがしました。
(あくまであなたの置かれた状況を文面から勝手に想像した上での話にはなりますが。)
私の想像が間違っていれば、大変申し訳ないと思います。
あなたは、きっと任されたことは、嫌と言えず、責任感をもってやってこられた方ではないでしょうか。それが、お嫁さんや義両親があなたに依存することになっている状況を作り出しているのかもしれません。
今の状況を考えると、頼られても応えられないという限界に達しているように思いました。
もし、このような状況であるのであれば、一度家族会議などの場を設けることが必要だと思います。どのような家庭を築くのか、どのように役割を果たすのか、再度見直しをする機会が必要です。
この場合、あなたにも限界があることをお嫁さんや義両親に伝えることになり、あなたの責任感や自尊心を傷つけることになるかもしれません。でも、これ以上は無理だということです。
その時、わかってもらうというよりも、置かれている状況をきちんと整理して話し、助けていただくという気持ちで対応されるとよいと思います。
互いに自分の立場を主張し合うのではなく、支え合うための取り組みを一緒に考えてほしいということです。
話し合う前に、自分に「できること」「できないこと」を整理し、どのような役割を果たすのかを決めておかれるとよいと思います。
そして、睡眠時間を確保するためにお嫁さんの日課を見直したり、義両親の支えをいただいたりすることも必要になってくるかもしれません。
それなりの覚悟をもって話し合いに臨むことになります。
今までは、頼られていたあなたでしたが、今度は、頼るあなたになります。一度挑戦してみてはいかがでしょう。