中庸の自分を作る
国語の力を伸ばしたいとの相談へ、読み聞かせを受けました。
国語の力は、日常会話や読書生活などから伸ばすことができます。
単語だけで成り立つ日常生活から文章にして説明を求める生活へ、読み聞かせをし一緒に本の内容について話し合う生活へ、物事を筋道立てて説明する生活へ、など日常生活を今までよりも「言葉にこだわる生活」を家族ですることから国語の力を伸ばすことができます。
例
「ご飯だよ。」→「夕食の準備ができたから、一緒に食べようよ。こっちに来て。」
「忘れ物はない?」→「明日の学校生活に必要な物を準備するよ。何がいるの?学習用具だけじゃないよ。給食も服装も考えた?図書館にも行くでしょ?忘れている物はない?」
ちょっと会話が面倒になるくらい丁寧になります。
子どもが親の言葉を真似て、丁寧に話ができるようになれば、力がついた証拠です。私たちは意識すればできますが、慣れるまでには時間がかかります。
お子さんに話したい事があるとき、すぐに言葉に出すのではなく、ちょっと言葉を整理する間を作ってはいかがでしょう。
結構、大変です。
使い慣れた言葉をついつい使ってしまうのが私たちです。
でも、意識すると少しずつできるようになります。
焦らずじっくり、根気よく続けることが、子どもの力になります。