生きづらい時代を生き抜く
大型台風接近に伴い、家庭でできる準備をされていると思います。
この時、お子さんにどんな声かけをされるでしょう?
「準備の邪魔になるから、テレビでも見ていなさい。」
or
「あなたも手伝いなさい。」
「大丈夫、心配しないで。私があなたを守るから。」
もちろん、お子さんの年齢によっても、置かれている状況によっても、声かけは異なります。
ただ、大事なことは、お子さんが台風に備えて手伝いをするとかしないかという問題ではなく、お子さんが、この状況をどのようにとらえるかということです。
「準備は、大人がするものだ。」「安心して普段の生活をすればよい。」
or
「私にもできることがあるんだ。」「心配だから、何かしないと。」
このとらえ方の違いは、子どもにとって大きな違いです。
危険が迫っているときに、「家族の一人」としてできることはないかと考える機会を奪うことは、お子さんの「家族の一人」としての居場所を奪うことになります。
テレビを視聴することでも、台風情報を見るだけでも違います。
「あなたはテレビで台風情報を見つけて!そして、私にその情報を知らせて!」というだけでも、家族の一人としての居場所ができます。
あなたは、お子さんにどんな声かけをされるでしょう?