執着しすぎずに生きる
私たちが環境によって大きく変化することを、今回のコロナウイルスによって、改めて確認することができました。
コロナウイルス禍の中で生きていくしかありません。そして、命と経済を天秤にかけながら、臨機応変に対応しているのが現状のように思います。
しかし、本当に大切なことは、その中で生きる一人ひとりの生き方ではないでしょうか。
withコロナという言葉のもと、一人ひとりがどのようにコロナと向き合っているかが問われています。
以前提示したNLP心理学でよく用いられるニューロロジカルレベルで説明します。
(※環境→行動→能力→信念・価値観→アイデンティティ)
低次レベルが繰り返しにより高次レベルへと変化していきます。
高次レベルは、低次レベルに影響を与えます。
3密を避ける・・・・・・・行動レベルになります。
拡大防止対策を行う・・・・行動レベルになります。
多くの方がこれらの対策をを意識して生活しています。
そして、毎日、繰り返しています。(※行動レベルの繰り返し)
繰り返すことで、習慣化し、能力となって身に付きます。→能力レベルへ
(今の状況は、習慣化している方とそうでない方がいます。)
能力が身につくと、それが、新しい価値観や見方・考え方になっていきます。→信念・価値観レベルへ
新しい価値観や見方・考え方を強く身につけたると、この価値観や見方・考え方を身につけていない人に強い違和感を感じます。そのため、両者の間でトラブルが発生することがあります。
これは、私たちの心の中で毎日のように扱っている葛藤と同じです。
それが社会の中で起きています。
誹謗中傷・いじめ・風評被害などが現れるのもそのためです。
(新しい風土を作り上げる過程で発生した一つの現象と考えることができます。両者のぶつかり合いが葛藤そのものです。)
個々のもつ価値観がぶつかり合って、社会全体が悩み苦しんでいる状況となって、今、現れています。(苦しみを乗り越え、新しい風土になるにはまだ時間が必要です。)
この誹謗中傷・いじめ・風評被害を止めるために、従来大切にしていた価値観(思いやり、親切など)が社会の中で強く出てきました。
つまり、今、「どのようにコロナウイルス禍の中で生きるあなたなのか。」・・・一人ひとりが問われています。→アイデンティティレベル
新しい時代を受け入れる自分にしなければ、時代から取り残されてしまいます。そればかりか、足を引っ張ることで、社会の発展を鈍らせることにもなります。(葛藤しつづけていれば、ストレスにもなります。)
生き方が新しくなれば、その生き方に基づいたアイデンティティが確立されます。そして、そのアイデンティティに基づいた新しい信念・価値観、新しい能力、新しい行動が現れます。
あなたが変われば、あなたは、周りの人にも影響を与える存在になります。
行動を変えたあなたは、どんな能力、どんな価値観、そして、どんなアイデンティティを身につけたのでしょう?
新しく身につけた能力、価値観、アイデンティティを生かして、時代を変える一翼を担っていきましょう。(※風土を作れ上げれば、まだ習慣化していない方も、自然と身につくようになります。)