なぜ人は嫌われることをひどく恐れるのか?
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こんにちは!
自称、子どもの心の代弁者!
子育て感情トレーナーの
しにゃ先生こと高澤です。
突然ですが、
あなたの最近の怒りの
バロメーターはいかほどですか?
アンガーマネジメントという
怒り対処の技術が
各国で大流行でございます。
それだけ怒りの取り扱いに
困っている人が多いという
証なんでしょうね。
その最たる存在が
*子育て中の親
ではなかろうかと思います。
なにせ子どもは
*欲求
*感情
で生きている生き物。
思い通りにならないのが
自然っちゃ自然なわけですが、
その生き物と相対するのが子育て。
「キーッ!」
ってなることも多いものです。
ところでこの「怒り」の
何に私たちは困るかと言うと、
それは怒りエネルギーを使った
行動がよろしくないとき。
怒りが湧いても
理性で自分をある程度
制御できさえすれば、
・大声で罵るだとか
・物を投げつけるだとか
・殴ったり蹴ったりだとか
・真冬なのに外に叩き出すだとか
・トンデモな罰を与えるだとか
・物みたいに扱うだとか
そんなことまでには
いかないわけです。
・ブチブチ文句言うだとか
・ムッとして場を離れるだとか
・お口チャックだとか
それくらいで終われる
可能性が高いわけです。
つまりマズいのは
怒りという「感情」ではなく、
その先にある
「行動」ということです。
私たちは「ヒト」なのに、
怒りを理性で制御できないと
容易にケモノ化してしまいます。
ケモノになってしまえば
行動までケモノになっちまう。
子育てする我われが
ヒトからケモノに変身するのは
さすがにマズいわけで。
そこを
どうにかしたいところです。
だけど怒りを
根本改善しようとするなら、
いろんなことをやってく
必要が出てきます。
①怒りの構造を学ぶ
②怒りのメリット・デメリット分析
③自分の価値観の棚卸し
④道理に合わない価値観の見直し
⑤自他境界について学ぶ
⑥境界線を侵さないトレーニング
⑦上記を繰り返し自分になじませる
ほかにも
・環境調整だったり
・セルフケアの習得だったり
・サポータを得ることだったり
なんてことも
結構必要になってきます。
さらには人によっては
怒りの大元に隠れている
*心の地雷
を除去する必要があることも。
なので注射一本打って
「はい!治ったよ!」
とはいかないわけです。
だからといって
こんないろんなことに
取り組んでいこうと思うと
*時間
*支援者
*お金
*労力(努力)
などたくさんのリソースが
必要になってきます。
「子育てでいっぱいいっぱい。
到底そこまではやれないよ…」
なんて方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで!
いつかは根本改善に
取り組むとしても、
まずは怒りを使って
やっちまうマズい行動を
どうにかしないといけない。
そのためには
怒りを無くす!
ことを目指すのではなく、
怒りという「感情」を
制御してくれる「理性」を
起動させないといけません。
アンガーマネジメントで
「6秒間をやり過ごす」
と言われますが、
それは怒りを
鎮めるためじゃなく
(そもそも鎮まらない)
怒りがあっても
それを制御する理性を
最低限起動させること。
そのための時間が
6秒ということです。
でもですよ、
この6秒をやり過ごせず
ケモノになっちまう。。。
なんて話はこれまで
何度も聞いてきました。
その6秒間は、、、
力を抜いて
深呼吸しよう!
↓
そもそも力抜けないし
深呼吸できないし
意識を周りに
向けなおそう!
↓
意識は相手にロックオンで
よそに向かないし
その場を離れよう!
(タイムアウト)
↓
ケモノ化した闘争モードじゃ
離れるなんてできやしないし
で、
「うまくいかないやん…」
となってしまうわけです。
でもなんとか
理性を起動させるために
6秒間やり過ごしたいところ。
ということで!
ひとつオススメがありまっせ。
超簡単で、
お金も労力も不要で、
今すぐにできて、
結構効果あるやつが。
それは!
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・
/
腹筋で力んで
全力で息を止める!
\
流れとしては
まず・・・
①イラっとしている自分に気づく
気づくのが早けりゃ
早いほうがよりよいです。
気づいたら・・・
②皮膚呼吸をも止める!
くらいの勢いで腹筋を
力ませて息をキッチリ止める
できれば6秒と言わず
10秒とか15秒くらい止める
キッチリ止めたら・・・
③深呼吸を繰り返す
なんとこれだけです。
これ、実は
トラウマセラピーで使う
★4-7-8呼吸法
の変形バージョン。
ちなみのその呼吸法とは
・4秒吸って
・7秒止めて
・8秒で吐ききる
を繰り返すものです。
自律神経の調整が
最近は結構メジャーなお陰で
この呼吸法もいろんな本に
載るようになりましたね。
ところで、
なんで息を止めるのか?
それは!
・
・
・
今ここで
実際にやってみると
わかりますよ。
まずはお膳立て。
最近起こった
・ちょっとヤだったこと
・イラっとしたこと
をありありと思い出してください。
^^^^^^^^^
思い浮かべたまま
全力で息を止めましょう。
(但し呼吸器系が悪い人は
無理しないでください)
10秒、なんならも少し長く
息を止めたら、
脱力してゆっくり息を
吐ききりましょう。
そのあとはそのまま
自然な呼吸をつづけてください。
はい。お疲れさまでした。
それでは質問です。
①息を全力で止めたとき
嫌な感情はそのままでしたか?
②息を吐いた後に
身体にどんな感覚を感じましたか?
やってみるとわかるのですが、
①呼吸を全力で止める
↓
怒りの活性化が止まる
②止めていた息を吐き出し
新しい空気を吸う
↓
感覚が「苦しい」から
「楽」へシフト
という変化が
得られたのではないでしょうか。
そのときには
ある程度の理性が
起動していることでしょう。
その理性を使って
/
今ここで選べる
最善の行動を選択する!
\
これができたら
子どもの心身を害するほどの
マズイ行動は止められるかと。
さらにこれを
ルーティンにすると
結構いいことありますよ。
先におさらいしとくと
↓↓↓
①1秒でも早く
自分の怒りに気づく
▼
②全力で息を10秒、
可能ならそれ以上止める
▼
③その間に場を離れたら
なお効果は高まる
▼
④大きく深呼吸してから
自然な呼吸を続ける
▼
⑤怒り系の感情の残りかすが
あったとしても理性が起動して
いるはずなので、、、
/
今ここで取るべき
最善の行動は何?
\
と考えてよりよい行動を
選んで実行する。
こんな感じでいかがですか?
ちなみに私もたまに
これ使いますが、
ほんとにその場での怒りが
止まるんですよね。
息止めてる間に
トイレにGo!!
そして大きく呼吸すると
脳にスッキリ感。
ここで理性を司る
前頭前野の機能が回復。
その力を使って思考する。
「まだモヤっとするけど、
いま叱ったところで
受け入れきらんやろうね〜。
も少し時間経ってから
良きタイミングで諭せばいいか!」
てな感じですよ。
以上、超シンプルで
その場ですぐできる
怒りリセットの紹介でした。
これを使って
ケモノ化することを
少しでも減らしていってくださいね。
但し、これはその場でのみ
効果が出る対症療法ですから、
継続するほどに怒りが減った!
って代物ではありません。
対象療法で
ケモノになるのを防ぎつつ、
根本改善にもぜひ
取り組んでみてください。
また、これやっても
「全然怒りが下がらん!
やらかしちまう!」
って方はおそらく
過去に作り出した心の地雷
(自滅的な信念のこと)
が埋まったままの可能性大。
その時はぜひ
支援者の手を借りることを
お勧めしておきます。
・
・
・
子育ては自分軸では
生きられない以上、
苛立ち、不満、不安などが
避けられない作業でもあります。
中でも怒り系の感情を
制御できずに
反応的に行動してしまうと、
それがわが子の、、、
・安心安全な感覚
・自尊心(自己肯定感)
・人を信じる心
・生きる希望
などを損傷しかねないので
なんとか対処できる自分に
なっておきたいところです。
それがわが子や自分の
★心穏やかに生きる♪
につながっていきますから。
まあ、欲を言えば、
★家族みんなの幸せ♪
まで到達できたらなおのこと
素晴らしいですね(≧▽≦)
今日の内容をやってみよう!
と思われた方は、
4-7-8呼吸法を
日々のルーティンでやりつつ、
今日の呼吸ストップ大作戦も
実践してみてください!
特に4−7−8呼吸法は
実は根本改善にも役立ちますので。
ではでは健闘を祈ってます!