なぜ人は嫌われることをひどく恐れるのか?
こんばんは。
子育て感情トレーナーの高澤信也です。
当カウンセリングにお越しになる方は
こんな不安を抱えていることが多いですが、
あなたにも同じような悩みがありますか?
自分はきっと・・・
「嫌われてる」
「いなくていいと思われてる」
「陰で悪く言われてる」
「誰からも必要とされない」
こんな思いがあると、
子どもの園や学校の行事に出向くのも、
ママ友の集まりに顔を出すのも、
職場の飲み会に参加するのも、
とってもしんどい作業になりますね。
さっきのような思いは
すべて「思考」なのですが、
どうしても「事実」みたいな
気がしてしまう。
だからずっと不安が消えません。
不安はとっても不快ですから
そのままにはしておけなくて、
なんとかそれを感じなくて
済むようにと努力します。
たとえば・・・
・決して自己主張せず
・誰にも不快感を与えないよう
いつもニコニコし
・迷惑をかけないよう
人に手助けを求めたりせず
・周りと異なる意見は飲み込み
・相手の期待を読み取ってはそれに合わせ
・誰にとっても「いい人」になる
この生き方は自分をつらくしますが、
必死に自分を保つための適応策。
しんどいけど
やらないともっとしんどい。
なぜなら
「きっと嫌われる」
という思考を信じているから。
だけどこの対処策が
もっとも忌み嫌うものを引き寄せます。
それは、、、
●素の自分を見せていない
↓
●自分らしさが他者には見えない
↓
●ありのままを愛してもらえない
↓
●「やっぱり私は好かれない」を強化
↓
●ますます素の自分を隠す
↓
↓
出口のない悪循環へ
嫌われないための解決努力が、
まさかの「一番欲しいもの」
を遠ざけるという悲劇です。
そのままではいつまで経っても
自分の心は満たされません。
まさに「生きづらい」状態です。
このしんどさから
抜け出した人はなにを
やったのでしょうか?
それはこれまでと
正反対の戦略です。
総論的に一つにまとめると
・
・
・
☆相手の期待に応えるのではなく、
自分自身の期待に応えていく
ことあるごとに
自分の胸に手を当て
「私はどうしたい?」
と尋ねてみるわけです。
そしてその声に応えていく。
「あのママ友と会いたい?」
↓
「本当は苦手。だから会いたくない!」
↓
だったら無理して会わない
「あの人の意見と同じ?」
↓
「ほんとは正反対!」
↓
だったら相手の意見を受け容れつつ、
自分の意見も同じように尊重する
「あの人の不当な扱いに耐えたい?」
↓
「もう嫌だ!うんざり!」
↓
だったら服従的な生き方をやめて
自分を大切にする生き方に変える
+
自分を大切にしてくれる人と
つながっていく
これまでと180度反対の
生き方に変えるわけですから、
そう簡単にはいかないですよね。
だったら、、、
●まずできそうな相手に
●できそうなことを
●ほんの少しだけ
●実験のつもりでやってみる
、、、なんてのはいかがでしょうか。
うまくいけばめっけもん。
うまくいかなかったときは
チャレンジした自分を死ぬほど
ほめてあげる。
まずはこのあたりから
始めてみてもいいかもしれません。
でもやっぱりどうしても
「怖い!!」
ではじめの一歩が出ないなら、
第三者の手をかりてくださいね。
人の手を借りるのも勇気が必要ですが、
えいやっ!って借りてしまえば
楽さや心地よさが得られますよ。
自力と他力の双方あって
嫌われ恐怖を突破できます。
健闘を祈っています!