「おかあさんたちの自助グループ」参加者コメント
こんにちは。
高澤です。
コロナ禍真っ只中の昨今は
自宅でのリモート作業が中心で、
息子と2人になることしばしばです。
過ごす時間が長くなると
愛するわが子であっても
イライラなること少なからず!
更にうちの子思春期突入で
自己主張全開マックス!
さらにイライラは募ります( ̄▽ ̄)
あなたはそんなことないですか?
子どもなんて生き物は
欲求と感情
のみで生きているようなもの。
そんなのと一緒に暮らしてたら
イライラなるのも不思議じゃないですよね。
そんなお悩みで相談に来た
(仮名)サエコさん。
かつての彼女はわが子へのイライラを
うまく処理できず、強い怒り、時に
激怒にまで至ることしばしば。
怒鳴る、叩く…
なんてことも起こりがちでした。
これで子どもに残ったものは
叱責の内容ではなく、、、
●「怒られた」という思い
●恐怖心
のみ。
それが分かっているからこそ
怒りをどうにかしたくて頑張るけど
どうしてもうまくいかない…。
更に時間が経って落ち着くと
「ああ、またやってしまった…」
と後悔して罪悪感_| ̄|○
という第二波の苦しみ襲来。
罪悪感はとても苦しい感情です。
これだけでも十分しんどいのですが、
サエコさんの苦悩はここに留まりません。
「怒鳴るの叩くの辞めたい!」
と願ってもできない自分に、、、
「私はおかしい」
「親失格」
なんて烙印を自ら押しては
苦しんでおられました。
苦しみもここまでくると
日常生活に支障を来たすレベル。
非常に苦しいところです。
だからこそ
「次こそは絶対に頑張る!」
「絶対怒らない!」
と心に決めて再チャレンジ。
でも気づけばまた
「怒ってしまった…」
「怒鳴っちゃった…」
「手も出てしまった…」
頑張っても頑張っても
うまくいかない悪循環。
その苦しみは
察するに余りあります。
サエコさんに限らず
こんな悪循環を抱えた方は
決して少なくありません。
「怒りたくないのに怒ってしまう。
どうしたらいい?
どうしたら怒りがなくなる?」
一見すると当然の願いのように
感じられますが、実はここに
大きな落とし穴があります。
そこに気づかないと、
頑張る親御さんほど怒りの炎に油を注ぎます。
その落とし穴とは
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「怒ってはいけない!」という
“禁止“が逆に怒りを強めてしまう
サエコさんもこんな
悪循環に陥っていました。
●何かのきっかけで子どもにイライラなる
↓
●怒りを抑えながら叱る
↓
(でも子どもは変わらない)
↓
●怒りが強まって「叱る」が「怒鳴る」、
時に「叩く」へシフト
↓
(子どもは怯えて静まる)
↓
●一瞬スッキリなるが、落ち着くと
後悔や罪悪感に苛まれる
↓
●そして決意する
「怒っちゃダメ!」
「次は絶対に怒らない!」
↓
★禁止は人に強いプレッシャーを
逆に与えてしまう
↓
●また何かのきっかけで
子どもにイライラなり…
=スタートに戻ってループ
サエコさんも言っていた
「怒ってはいけない!」
が怒りを強める悪循環を引き起こしていました
悪循環を切断する最初の一歩
ということで、ここまで分かれば
最初に何をすればいいかハッキリしますね。
それは
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