子どもの心の傷とその影響②
こんにちは。
カウンセリングオフィス トリフォリの高澤です。
子育ての悩みはいろいろありますね。
子育てに何を感じているか調べてみたら、
いろんな気持ちの言葉が出てきました。
・つらい
・したくない
・嫌
・やめたい
・逃げたい…
きついんやろうな…。
見るだけで悲しくなりました。
そんななかふと
「子育て」「両親を頼れない」
という言葉が目に留まりました。
たしかにふだんの相談でも
「頼りたくても頼れない」、
もっとシビアなケースになると
「死んでもあの人たちには頼りたくない」
なんて言葉もお聞きします。
子育てに必要なもの
子育てはどんな人にとってもたいへんです。
能力や性格や向き不向きだけでは
どうにもならないことがたくさんです。
だからこそ「余裕」が必要ではないでしょうか。
心に余裕が持てる状態さえあれば、
無理したり頑張りすぎたりしなくても、
たいていの親御さんは子育てしていく
ことが十分可能です。
しかしその余裕が持てなくなっているからこそ、
子どもに穏やかにかかわることが難しくなって
しまうケースは決して少なくないでしょう。
余裕をもつために
では余裕をもつためには何があるといいでしょう。
まずは周りにサポーターがいることではないでしょうか。
サポーターが身近にいれば、
少しの間子どもの面倒を代わりに見てもらったり、
子育てのしんどさを否定せず聞いてもらったり、
頑張って子育てしていることを労ってもらったり
なんてことももらいやすいですね。
でも現実には、サポーターが少ない、
あるいはほとんどいない状態で子育てを
している親御さんは少なからずです。
せめて実の親くらい頼れたらいいのですが、
それもいろんな事情から難しいというケースも
稀ではないようです。
親との関係の影響
地理的に遠いとか、親が病気や高齢などで
そもそも手を借りられないといった場合を除くと、
自分の親との関係が悪いから手を借りたくないし、
借りられない、が理由としてよく挙がります。
親御さん自身が親との関係が悪いということは、
「親子」「家族」というものに少しネガティブな
イメージが付きまとっているかもしれませんね。
そうなると
「私はあの人(親)みたいな子育ては絶対しない!」
と強く願い、そうならないよう必要以上に無理をしたリ
頑張りすぎたり、なんてことになるかもしれません。
でもそのままだととうてい神経もからだも持ちません。
人によっては燃え尽きてしまうかもしれません。
そうならないためにも、サポート資源が必要です。
親がダメならそのほかの人の手でOKです。
実の親も頼れず、追い詰められた親御さんであれば、
よくあるような子育てサークルでは言えない悩みも
きっとたくさんあることでしょう。
そんな悩みを安心して打ち明けるには
「安全基地」
が必要です。
周りに無理して合わせないといけない場は
安全とは言えません。
気楽に話せる。
何でも話せる。
そして誰からも否定されない。
そんな場があれば、実の親の手すら
借りることができない親御さんもきっと、
少しは余裕が持てるのではないかなと
思っています。
心に余裕が生まれれば、深刻に思い詰める
ほどの状態からは抜け出せます。
そうなればきっと、子育ても今よりも気楽に、
もしかしたら楽しみながらできるかもしれませんね^^
[お知らせ]
トリフォリではおかあさん向けの学びの場と
気軽に何でも話せる自助グループの場を
毎月1回ワンコイン(500円)で開催しています。
ここは同じ悩みを共有出来る仲間がいる
安全基地ですから、励まし合ったり、
共感しあったりはあっても、誰からの否定も
批判もありません。
子育てに行き詰る前に、気軽に来てみませんか♪