子どもの心の傷とその影響②

高澤信也

高澤信也

テーマ:子育て

トラウマの影響

前回のコラムでは、どのようにして子どもの心は
傷つくのかについて述べてみました。

今回はその傷が子どもの心にどういった影響を
及ぼすかを簡単に挙げてみます。

身体への影響

・人の中にいるだけで神経が過剰に高ぶる(ビクビク)
・音や光や臭いなどの刺激を強く感じる

感情への影響

・不安やイライラを感じやすくなる
・感情のアップダウンが激しい
・自分で感情をうまく調整できない

認知(思考)への影響

・「~べき」「~であってはいけない」に縛られる
・白か黒かといった極端に考え方になりやすい
・頭の中を考えがグルグル堂々巡りする

生き方への影響

・自分の感情・ニーズ・欲求がよくわからない
・生きている実感が乏しい
・人から嫌われることが何より怖い
・人を信頼することが難しい
・自分の気持ちや意見をオープンにできない

連鎖を断つ

子どものころの心の傷は、こういったいろんな
影響を残すことがあります。

そしてその傷が癒えないままに大人になり、
親となったとき、次世代の子どもたちに同様の
傷を与えることがあります。

いわゆる連鎖です。

その負の連鎖を止めるためには、
子育て(parenting)をより良くすることは大切ですが、
その前に
自分育て(re-parenting)に取り組むことが
より重要なのかもしれません。

親御さん自身がまず傷の影響から回復し、
自分で自分を助けてあげませんか。

そのうえで子育てに取り組めば、
きっと子育てを楽しめるようになりますよ^^

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高澤信也
専門家

高澤信也(心理カウンセラー)

カウンセリングオフィス トリフォリ

「私が子どもをダメにしてしまう?」と心配なママ・パパへ 〜 “自分らしく“生きる子に育つ!子育て感情セラピーで親育ち&子育てをサポートしています。

高澤信也プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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