高齢者の引っ越しの際、気をつけること

宮﨑佐智子

宮﨑佐智子

テーマ:片付け・整理収納 シニア編

片付けコンサルタント&自分整理ナビゲーターの

宮﨑佐智子です。

いつもご訪問頂きありがとうございます。




年々増えている「高齢者の方のお引越し片付け」

一軒家からマンションへ引越し

そして、介護ホームへの引越し

引越しの度に、モノの量を大量に見直していきます。

そう!! 大量に!!です(笑)




そりゃそうですよ!!

一軒家に住んでいて、配偶者が亡くなったのを機に

お子さんの住まいの近くのマンションに引っ越しをされる方

少なくありません。

一軒家からマンションに引っ越す際は、

本当に必要なモノを吟味して持っていかないと

その次の段階で、大変な思いをすることになりますね。

一軒家の荷物をそのまま持っていくには、広いマンションに

引っ越さないことにはモノが入りません。

その次の、ホームへの引っ越しの時に、かなり手放さないと

いけないですね。

その時は、ご本人様はかなりの高齢になっていらっしゃいますので

モノの選別が難しい場合があります。

なので、元気で判断ができるうちにモノの見直しは

しておくに限ります。




その時に、「捨てる」「いらんやろ~」は禁句ですね!!

捨てる、いらんやろ、と言われることで、「今までの自分を

否定されているように感じる」こともあります。




「何を持っていこうか」

「どんな部屋にする?」

「新しい部屋に、これはぴったりね」

と、楽しい気分になるように話かけることがとても大事です。




家族だと、つい、イライラして

きつい言い方になってしまうこともあるかもしれません。

モノがたくさんあると、万が一、地震や災害の時に

引っかかって転んだり、落ちてきたりして、心配だから

安心安全第一!!

と話してみるといいでしょう。




そして、とっても大事なことですが・・・

今まで慣れ親しんで使っていたものは

なるべくそのまま持っていくことを勧めます。

全てを新しいものにしてしまうと、自分の家じゃないような

気分になり、また、使い方に戸惑ってしまうことにも

なりかねません。




早い段階から、一緒にモノの見直しをしておくといいですね。




使わなくなったものは、早めに使う人に渡すといいでしょう。




家族の歴史や、想い出を改めて発見したり

家族それぞれの想いに触れることもできる「片付け」

同じ時間を過ごしてみてください。

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宮﨑佐智子プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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