「モノ」の片付けだけでうまくいきますか?

テーマ:片付け・整理収納 思考編

片づける時、要らないものを処分する、空間を整える等、
「モノ」に焦点を当てていませんか?
それでうまくいきますか?
「モノ」「空間」を整理し片づける前にもっと大事なことがあります。
「思考の整理」「心と頭の整理」が重要です。
思考の整理をして「モノ」「空間」の整理をすることで、再現性のある片づけの仕組みを
作ることができます。
うまくいかないもう一つの理由、「自分に合わない方法」を続けていませんか?
自分に合う方法を知ることで片づけはとても楽に楽しくできるようになります。


モノだけに焦点を当てて整理を考えると、一年使っていないから不要、
適量オーバーだから捨てる、
という方法をやってしまいがちです。
一年以上使ってないなら本当に要らないのでしょうか?
適量オーバーしていたら、捨ててしまった方がいいのでしょうか?
答えは・・・NO!ですね。
一年以上使っていなくても、どうしても手放せないモノ、ありますね。
例えば、何かの記念のモノだったり、とても思い出深いものだったり。
実際は使うことはないかもしれないけど、持っているだけでハッピーな気分になれるモノだったり。
そういったモノは捨てなくていいのです。
適量オーバーしているモノでも、なぜオーバーなのか、理由を明確にし、
自分でその基準がしっかりあるのなら、多くても少なくても全然OKです。
仕事をしている人、シニアの人、介護をしている人、病気を抱えている人・・・
そんな方は、なかなか買い物に行けない状況だと、ストックをある程度持って
いらっしゃるのではないでしょうか。
また、おしゃれが大好きな方だと、洋服が標準保有数より、多くなってしまうでしょう。
なぜそのモノを持っているのか、自分の中で基準があり、把握ができていれば
「捨てる」ことはしなくていいのです。
「モノ」に暮らしをコントロールされるのではなく、「自分」が「モノ」を
コントロールしましょう。

暮らしの主役は・・・
人生の主役は・・・・
大切なモノの主役は・・・
「自分」ですね。
自分が「モノ」をどうしたいのか・・・・。
また、暮らしをどうしたいのか。
どんな暮らしを送りたいのか。
どんな人生を送りたいのか。
どんなモノに囲まれて暮らしたいのか。
何をやって過ごしたいのか。
そこを明確にすることで、「モノ」の選び方、持ち方、がわかってくるでしょう。

自分に合った方法で片づけの仕組みができているか。
判断としては、散らかった状態を元の状態に戻すのに、20分くらいで戻せるなら、大丈夫でしょう。
2時間も3時間もかかっても戻せないとしたら、それは仕組みが合っていないのかもしれません。
「戻す場所」「指定席」が決まっていなくて、うまく片づけないという方、少なくありません。


今まで片づけをやって、「うまくいったこと」「うまくいかなかったこと」いろいろあるでしょう。
まずは、書き出してみましょう。
書くことによって、何となく、パターンが見えてくるでしょう。
例えば、「書類の整理」
引出式の書類ケースに積み上げて入れていく方法でやってみたけど、増えていくと下の方に
何があるのかわからなくなってしまう。
ファイルボックスにファイルフォルダーを使って細かく分けてラべリングしてみたけど、
ラベルもよく見ないで、適当に入れてしまう。
細かすぎて面倒臭くなってしまい途中でやらなくなった。
逆に、何でもラベルをつけるのが好き。
仕切り等をふんだんに使って細かく分けて入れるのが好き。
などなど、自分のクセがあるのではないでしょうか。
うまくいかなかったことは「できない」ではなくて「自分に合わなかった」と、
自分に合う方法を捜してみましょう。
自分に合わない方法を続けていくことはストレスになりますね。
そして、「私は片づけできない」と落ち込むことにもなるでしょう。
そうじゃなく、「自分に合わなかっただけ」と考えましょう。
そうすると、気持ちが楽になり、とても前向きに片づけに取り組むことができますよ。

自分の得意な方法を見つけて、楽な楽しい仕組み作りをしましょう。
そして、ハッピーな暮らしを送りましょう。
心豊かに過ごすために!!!

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宮﨑佐智子プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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