自分整理「昔と今の暮らし」
「片付けよう」と決意し、部屋を見渡すと、
普段閉め切っている、収納部分の、大きなところに目が行きがちですね。
でも、そこを、ぐっとこらえて、小さなところで、なおかつ、
普段よく使う目につくところから、始めましょう。
そして、何より、「すぐできそう」と思えるところから
始めるのもポイントですよ。
普段よく使うところだと、効果も実感しやすいし、
なにより、普段よく使うところなので、スッキリして気持ちもいいですね。
快適な、心地いい暮らしつくりは、その小さな成功体験の
積み重ねで、出来上がります。
一気に、「片付けてしまいたい」という衝動がおこると思いますが、
一気に、広いところから取り掛かるのは、一人でするときは、とても
危険です。
過去にお伺いしたお客様にこんな方がいらっしゃいました。
朝起きたら、リビングのセンターテーブルの上に、
お菓子の食べた袋、コップ、ビールの空き缶、コーヒーカップ、
雑誌、散乱したリモコン類・・・・・
などなどが、置きっぱなしにしてあるのが、とてもストレスだと。
犯人は、パートナー様でした。
朝一番に起きてきて、家族のために朝ごはんの用意をし、
お子さんのお弁当、パートナー様のお弁当を作られるという奥様には、
起きてそのテーブルの上を見るだけで、意欲がなくなるのだと。
そのお気持ちはとてもよくわかります。
私のパートナーもよくありますから。
まずは、テーブルの上は、寝る前にはすっきりとさせ、
何も置かない状態にして寝る、というルールを作っていただきました。
もちろん、ご主人様にも納得の上で。
まずは、そこから始めましょう、とお話したら、
「それだけでいいんですか?」という反応でしたが、
テーブルの上がいつも片付きだすと自然と、ほかのところも
片付いていくものです。
そのお客様がそうでした。
俄然やる気を出されたのは、何を隠そう、旦那様の方でした。
何かストレスの原因になっていることがあるとしたら、
まずは、小さなことでも、ひとつづつ取り組んでみましょう。
小さなことと思えることでも、1週間、1か月、半年、と積み重ねて
行くうちに、大きな成果へとつながっていきます。
小さなところから、普段よく使うところから、取り組んでみましょう。
自分らしい楽な片づけ方法、きっとありますよ。
ブログを更新しました。
「遺品整理士 合格しました。」
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