小さな行動が大きな成果を得る
今日は、「自己表現」の話です。
自分の言いたいこと言えてますか?
親しければ親しいほど、「言わなくてもわかるだろう」
と「以心伝心」言わなくても分かり合える関係というのが
日本人のベストだったように思います。
言葉を交わさなくても「察し合える」コミュニケーション
だったように思います。
今でいうKY(空気を読む)でしょうか。
でも、それで意思の疎通ははかれるでしょうか?
片づけのコンサルティングに伺うと、ご夫婦間・親子間で
お話が通じ合ってない場合がたびたびあります。
「言わなくてもわかってると思っていた」
「そんな風に思ってるとは思っていなかった」
その食い違いで、お互い思い違いが生じて、片づけがうまく
いかずに堂々巡りをされているご家族もいらっしゃいます。
私の叔母はアメリカ人と結婚してニューヨークに住んで35年が経ちました。
従姉弟がいますが、彼らは「イエス」「ノー」をはっきりと言います。
だけど、それは要求ははっきりしているけど、いい方は相手の気持ちを気遣いながら
嫌な印象を与えないように言っています。
自分表現がとても上手でアピールが上手くて、打ち解けるのが
とても上手でした。
人前で何かをしてり、スピーチしたりもとてもスムーズにできるのです。
従姉弟ながら、「羨ましく」私は自分自身ができなかったので劣等感を
抱いたことを覚えています。
ではアメリカ人は産まれつきそういう才能をもっているのでしょうか?
違いますね。日々の暮らしの中で、学校で「自己表現力」を身に付けて
いるんですね。
今、日本の子どもたちはどうでしょうか?
友達と集まって遊んでいても、ゲームをしたりして、会話も
「ヤベ」「マジ?」「ビミュー」これでは会話にならないですね。
学校教育の場でも「伝え合う力」「自己表現力」を育てる取り組みが
何年も前から始まっているようですが、これからの日本人には
とても必要なことではないかと思います。
大人になってから、コミュニケーション力とか、ファシリテーションとか
コーチング、心理学と学ぶ方も多いですが、小さいころから身に付けることで
「一生の力」へと培われていくのではないでしょうか。
日々の暮らしの中で、親と子と一緒にトレーニングしていくことで、
親の力も一緒に成長していくと思います。
そして、これからの人生を切り開いていく武器となるのでは。
家族皆が「自分表現」をできると、今の暮らしがさらによりよく心地いい
暮らしへと変化するものと思います。
家族一人一人が自己表現ができることで、片づけもスムーズに進み、
理想の暮らしへと進む原動力となるでしょう。
自己表現、コミュニケーション力アップトレーニングを
日々の暮らしに取り入れてみましょう。