モノに合わせて収納を作るのでなく収納に合わせてモノを持つ
日頃、自分の行動のクセというのを、
わかっていらっしゃる方は、案外少ないかもしれません。
毎日、履いてでかける靴を、ベランダに置く人はいないと思います。
毎日、洗面所で洗髪の後、ドライヤーをかけるのに、
リビングか、和室にドライヤーを収納している
という方も少ないかと思います。
自分の行動を考えると、何をどこに収納するのが、
一番、無駄な動きがなく、スムーズかを考えると
おのずと、どこに配置するか、わかってくるものです。
行動パターンとモノを配置する場所が合っていないと、
ストレスとなり、使うのも嫌になるということに
なりかねません。
お客様のお宅で、よく見かけるのが・・・・
トースターを棚の中にしまってある場面です。
「トースターはあまり使われないんですか?」と
お尋ねすると、決まって返ってきたのが・・・
「いえ、毎日、朝食で食パンを焼くので、使っています。」
毎日使っているのに、棚の中にしまってある。
毎朝、棚から出して、コンセントがあるところへ持って行って
食パンを焼く。
「面倒じゃないですか?」と尋ねると
「面倒だけど、置く場所がなくて・・・・」
毎日使うのならコンセントのところに配置するというのは、
かんがえなかったのか・・・。
コンセントの近くのものを移動させて、トースターを
置いたらいいのでは・・・・。
というお話をして、とりあえず移動してみると・・・・。
「えっ!! 置けたんだ」
以外や以外、置けないと思い込んでいらっしゃったり、
最初に置いたところから、動かすという発想がなかったりで、
何年も使いにくいけど、仕方ない、と動かすことを
されない方、多いです。
どこに配置したら、ストレスなく、使いやすくできるか。
使用頻度に合わせて、どこに配置したらいいのか。
なんか、使いにくいな。
というモノ、場所が合ったら、今一度、見直してみましょう。
年末に向けて、お掃除しながらいいチャンスです!!!!