アドラー心理学とコーチング@福岡
あなたが何か商品の説明をされたとき、
「良い部分だけ言ってるんじゃないの??」
「どこかデメリットもあるんじゃないの??」
と、疑って経験がある人もいるかもしれません。
私たちは、長所だけ説明されると、
その商品に対して本当にそれだけの価値があるのか
疑ってしまう心理がはたらきます。
しかし、少し短所を混ぜながら説明されると、
長所だけ説明されたときより、その商品に対して価値が上がることがあります。
これを「両面提示の法則」(両面提示効果)といいます。
例えば、
「このスマホは、様々な機能があって、人気がありますよ。」
と説明されるより、
「このスマホは、価格は高いですが、人気がありますよ。」
と説明された方が、価値が上がって聞こえます。
また、言葉の最後の方が心に残りやすいので、
「ネガティブ→ポジティブ」という形で伝えることも大切です。
この「両面提示の法則」(両面提示効果)は、
自己紹介のときにも応用できます。
自己紹介のときに、
「私は、元気で明るくて、いろんなことにチャレンジする性格です。」
と伝えるよりも、
「私は、時々落ち込むこともあるけど、明るい性格です。」
と伝えた方が親近感がわきやすいと言われています。
「ちょっと抜けてる所があって・・・」、「おっちょこちょいな面があって・・・」
など失敗談などを話すのは、少し勇気がいることかもしれませんが、
そんな一面も伝える事で、相手との距離がぐっと縮まるかもしれませんよ!