体温計の電池交換(LR41)でお困りの方へ
時計の精度を表すとき 1日で〇〇秒誤差があるというのを 「日差〇〇秒」
1ヶ月で〇〇秒誤差があるというのを「月差〇〇秒」
1年で〇〇秒誤差があるというのを「年差〇〇秒」と表現します。
機械式時計の精度
たとえば、ロレックスオイスターパーペチュアルの場合。精度は日差 マイナス2秒~プラス2秒。
単純に計算すれば、±2秒×365日=年差±730秒≒年差12分になります。
・・・がこの計算式そのものが違っています。
機械式の時計の場合、毎日同じくらいの時間帯にリュウズを巻いてご使用いただくことを前提にしております。
ですから 日差を積算し、精度を判断することは出来ないのです。
自動巻き時計も同様です。
毎日 何千歩も大きく手を振って歩かれるのでなければ、巻き上げ不良の為、充分な精度がでないことがあります。自動巻き時計も毎日同じ時間帯にリュウズでゼンマイを巻き上げて、その際、時刻も合わせてください。
クオーツ式の時計の精度
一方、クオーツ式の時計の場合、セイコーアルバは月差±20秒、グランドセイコー 9Fクオーツは年差±10秒です。
月差±20秒の時計を1年間使用していれば最大年差240秒(=4分)遅れる計算になります。
ここまでは許容範囲として捉えてください。
遅れ・進みの原因
それぞれの時計のメーカー基準・精度を確かめた上で、それ以上の精度を求めるのであれば電波時計を選択肢に入れてご検討ください。
メーカーの基準・精度以上に時計が遅れたり・進んだりする場合は磁気帯びの影響か潤滑油の劣化等が考えられます。
携帯℡やパソコン等磁気のあるものの傍に時計を置くと、時計が遅れたり止まったり、進んだりしてしまいます。
過去コラム→携帯電話、パソコンなど 時計は磁気が大の苦手ですをご参照の上、時計をあなたの相棒として可愛がってあげてください