時計の電池は液漏れにご注意ください
時計のメンテナンスはお買い求め店に持ち込まれれば殆どの場合受付てくれるはずです。
ところが、ネットで中古の時計を購入されたり、海外で購入された場合、さてどこに持っていけばよいのかと迷われる方が多いようです。
町の時計屋さんでブランド品の時計でメンテナンス可能なものは
それぞれの時計店で、技術力、取り扱いブランドの内容等で対応出来る時計は異なってきます。
たとえば ブルガリの電池交換でもブルガリと聞いただけで「出来ません」とお答えするお店もあれば 「見てみないと分かりません」と返答がかえってくる場合もあります。
時計のデザインや機械の調子などで ご説明が複雑になってしまいますので 今回は電池交換の場合のみでご説明します。
裏蓋の造りを確認する
例えば 写真のブルガリ・アルミニウム。ブルガリは他の時計メーカーには無い独創的なシリーズがあります。
その代表的なシリーズがこのタイプ。ケースにアルミニウムを使用したモデルです。アルミの特徴である軽さが魅力の時計ですが。その素材ゆえに 電池交換が受け付けられないことがあります。
裏蓋を確認していただいて⇓下の写真のように 裏蓋にネジがあるものは 基本的に電池交換可能です。
但し、同じシリーズでも 裏蓋にネジが無いものは 裏蓋開閉の際にケースが変形、あるいはキズがついてしまう可能性がありますので、弊社では電池交換はお断りさせていただいております。
同じブランドの同じシリーズでも 電池交換を受付出来るものと出来ないものがあるのですから、ユーザーの皆さんがどこにメンテナンスを持っていけばよいのか分からないと言われのもうなずけます。
お友達が「〇〇時計店でブルガリ・アルミの電池交換は出来なかった」と教えてくれたとしても、それは裏蓋にネジが無いタイプだったかもしれません。SNSなどで色々な情報が飛び交う今、正しい情報を収集するコツが必要となってきているようです。