第27回 ブラウザって何?GoogleとChromeは同じじゃないの?

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:パソコン


パソコンやスマートフォンを使っていると、

「Googleで調べてください」
「Chromeを開いてください」
「ブラウザで確認してください」


といった言葉をよく耳にします。

でも、こんな疑問を持ったことはありませんか?

「GoogleとChromeって同じものじゃないの?」
「そもそもブラウザって何?」


実は、パソコンやスマートフォンを使い始めたばかりの方にとって、とても分かりにくい言葉の一つです。

今回は、インターネットを利用するうえで欠かせない「ブラウザ」について、できるだけ分かりやすくご紹介します。

そもそもブラウザって何?

ブラウザとは、

インターネット上のホームページやWebサイトを見るためのソフトウェアです。

正式には「Webブラウザ」と呼ばれています。

例えば、パソコンでニュースを読んだり、旅行先のホテルを調べたり、ネットショッピングをしたりするときに使っています。

つまり、

ブラウザ=インターネット上のページを見るための道具

と考えてください。

ブラウザは「インターネットを見るための窓」

私は、ブラウザを「窓」に例えると分かりやすいと思います。

家には窓があります。

窓を開けると、外の景色を見ることができます。

パソコンやスマートフォンも同じです。

インターネット=窓の外に広がる世界
ブラウザ=その世界を見るための窓


というイメージです。

窓がなければ、家の中から外の景色を見ることはできません。

同じように、Webサイトを見るにはブラウザなどの仕組みが必要になります。

GoogleとChromeは何が違うの?

ここが今回、一番覚えていただきたいポイントです。

Googleという名前は、会社名としても使われていますが、日常会話では「Google検索」を指すことが多くあります。

一方、Google Chrome(グーグルクローム)は、Googleが開発したWebブラウザです。

つまり、

Google検索=インターネット上の情報を探すサービス
Google Chrome=Webサイトを見るためのブラウザ


という違いがあります。

例えば、Chromeを開いてGoogle検索を使うこともできますし、Microsoft Edgeを開いてGoogle検索を使うこともできます。

ブラウザと検索サービスは、別のものなのです。

身近な例で考えてみましょう

例えば、テレビを使ってニュースを見る場面を考えてみます。

テレビという機械があり、その中でNHKや民放など、さまざまな放送を見ることができます。

この関係をインターネットに例えるなら、

ブラウザ=テレビ
検索サービス=テレビで利用するサービスの一つ


というイメージです。

テレビのメーカーが違っても、同じ放送を見ることができるように、ブラウザが違っても同じ検索サービスを利用できます。

ブラウザにはどんな種類があるの?

代表的なブラウザをご紹介します。

① Google Chrome(グーグルクローム)
Googleが開発しているブラウザです。
Windows、Mac、Androidなど、さまざまな機器で利用できます。
Googleアカウントを利用すれば、ブックマークなどを複数の機器で同期することもできます。

② Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)
Microsoftが開発しているブラウザです。
Windowsパソコンには標準で搭載されています。
そのため、Windowsを購入して最初に利用するブラウザがEdgeという方も多いでしょう。

③ Safari(サファリ)
Appleが開発しているブラウザです。
iPhoneやMacなどに標準で搭載されています。
Apple製品を使っている方には、身近なブラウザです。

④ Firefox(ファイアフォックス)
Mozillaが開発しているブラウザです。
プライバシー保護に関する機能などを特徴としています。

このように、ブラウザにはいくつもの種類があります。

Yahoo!はブラウザなの?

ここも混同しやすいところです。

Yahoo! JAPANは、検索やニュースなどを提供しているWebサービスです。

Google検索と同じように、ChromeやEdgeなどのブラウザから利用できます。

なお、スマートフォンには「Yahoo! JAPAN」などの専用アプリもあります。

つまり、

Yahoo! JAPANのWebサイトと、それを見るためのブラウザは別物

ということです。

ブラウザは一つしか使えないの?

いいえ、そんなことはありません。

例えば、Windowsパソコンで、

Microsoft Edge
Google Chrome
Firefox


を同時にインストールして使い分けることもできます。

私は、用途によってブラウザを使い分ける方法も便利だと思います。

例えば、

普段のインターネット検索はChrome。
別のサービスを利用するときはEdge。


このような使い方も可能です。

ただし、初心者の方は、最初からいくつも使い分ける必要はありません。

まずは、使いやすいブラウザを一つ覚えることから始めましょう。

「お気に入り」と「ブックマーク」って何?

ブラウザを使っていると、

「お気に入りに登録してください」
「ブックマークしてください」


という言葉も出てきます。

これは、

よく見るWebサイトのアドレスを保存しておく機能

です。

例えば、毎朝確認するニュースサイトや天気予報のページを登録しておけば、次回から簡単に開くことができます。

「お気に入り」と「ブックマーク」は、基本的に同じような意味で使われています。

よく利用するWebサイトは、ぜひ登録してみてください。

ブラウザは最新の状態にしておきましょう

ブラウザもソフトウェアの一つです。

そのため、新しい機能の追加や不具合の修正、セキュリティ対策などのために更新が行われます。

古いブラウザを使い続けると、Webサイトが正しく表示されなかったり、セキュリティ上の危険が高まったりする場合があります。

できるだけ最新の状態にしておくことが大切です。

また、ブラウザを利用していて、

「ウイルスに感染しました!」
「今すぐ修復してください!」


といった突然の警告が表示されても、慌ててクリックしないようにしましょう。

まとめ

今回覚えていただきたいのは、

ブラウザ=Webサイトを見るためのソフトウェア

ということです。

そして、

Google Chrome=ブラウザ
Google検索=検索サービス
Yahoo! JAPAN=検索やニュースなどを提供するWebサービス


という違いがあります。

この違いが分かるだけでも、パソコンやスマートフォンの操作がずっと理解しやすくなります。

難しい専門用語をすべて覚える必要はありません。

まずは、

「ブラウザはインターネットを見るための窓」

と覚えていただければ十分です。

【65歳からのワンポイント】

私はこれまで、パソコンの販売やパソコン教室など、さまざまな現場でお客様と接してきました。

その中で感じていることがあります。

それは、

「パソコンが苦手」という方の多くは、操作そのものよりも、言葉の意味が分からないことに戸惑っている

ということです。

「ブラウザを開いてください」

と言われても、ブラウザが何なのか分からなければ、操作のしようがありません。

でも、

「インターネットを見るための窓を開いてください」

と言われれば、少しイメージしやすくなりませんか?

パソコンを学ぶときに大切なのは、難しい専門用語を丸暗記することではありません。

言葉の意味を、自分が理解できる言葉に置き換えてみること。

それが、パソコンを身近な道具に変えていく第一歩だと思います。

65歳になった今でも、私自身、新しい技術や言葉を学ぶ毎日です。

「知らないこと」は恥ずかしいことではありません。

知らなかったことが一つ分かれば、それだけで昨日より一歩前進です。

これからも、一緒に楽しく学んでいきましょう。

次回予告

パソコンマスターズ 第28回

「URLって何?ホームページの住所をやさしく解説」


インターネットでよく見る「https ://」や「www 」

これらには、いったいどんな意味があるのでしょうか?

次回は、ホームページの住所ともいえる「URL」の仕組みについて、身近な例を使って分かりやすくご紹介します。

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株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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