【第3回】私はAIを毎日使っていて、少し怖くなった話

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:生成AI


私は仕事でもプライベートでも、ほぼ毎日生成AIを使っています。

・コラムを書くとき。
・企画を考えるとき。
・資料を作るとき。
・わからないことを調べるとき。
・時には相談相手として。

今では、生成AIは私にとって欠かせない存在になっています。

だからこそ、今日は少し正直な話をしたいと思います。

AIを使っていて感じた「怖さ」

「AIは便利ですか?」

そう聞かれたら、私は迷わず

「はい、とても便利です」

と答えます。

しかし、その一方で最近感じることがあります。

それは、

「便利すぎることの怖さ」

です。

例えば昔なら、

コラムのテーマを考えるだけでも時間がかかりました。

本を読んだり、

メモを見返したり、

頭を悩ませたりしながら考えていました。

ところが今は、

「このテーマでコラムのアイデアを出して」

とAIに聞けば、数秒でたくさんの案が出てきます。

もちろん便利です。

でもある日、

ふと思ったのです。

「私は最近、どれくらい自分で悩んでいるだろう?」

人間は楽な方へ流れる

これは私だけではないと思います。

人間は基本的に楽な方へ流れます。

私もそうです。

答えがすぐに手に入るなら、

その方が楽です。

時間も短縮できます。

でも、

悩む時間。

考える時間。

試行錯誤する時間。

実はその時間こそが、自分自身を成長させていたのではないか。

最近そんなことを考えるようになりました。

AIが怖いのではない

誤解しないでいただきたいのですが、

私はAIそのものが怖いとは思っていません。

むしろ大好きです(笑)。

私の仕事も大きく変わりました。

新しい挑戦もたくさんできています。

AIのおかげで出会えた可能性もあります。

では何が怖いのか。

それは、

「自分で考えることをやめてしまうこと」

です。

AIは答えを出してくれます。

でも、

その答えをどう受け取るか。

本当に正しいのか。

自分はどう思うのか。

そこを考えなくなったら、

人間はただ答えを受け取るだけの存在になってしまいます。

最近の私の小さなルール

そこで私は最近、

一つのルールを作りました。

AIに相談する前に、

まず自分の考えを持つことです。

たとえ間違っていてもいい。

浅い考えでもいい。

まず自分なりの答えを出してみる。

そのあとでAIに相談する。

すると、

AIの答えと自分の考えを比較できます。

賛成できる部分もあれば、

違和感を覚える部分もあります。

その「比較する時間」が、

実はとても大切なのではないかと思っています。

65歳になって思うこと

私は65歳になった今でも、

新しいことに挑戦しています。

英会話の学び直し。

大型二輪免許への挑戦。

生成AIの活用。

どれも簡単ではありません。

でも挑戦しているからこそ感じるのです。

便利な道具は増えても、

最後に人生を動かすのは人間自身だということを。

AIは道具です。

とても優秀な道具です。

しかし、

人生を生きるのはAIではありません。

私たちです。

Today's English Phrase

"Don't stop thinking."
(考えることをやめないで)

とてもシンプルな言葉ですが、

AI時代だからこそ大切な言葉だと思います。

便利な答えがすぐ手に入る時代だからこそ、

自分の頭で考える習慣を失わない。

それが、AIと上手に付き合うためのコツなのかもしれません。

AIを毎日使っている私が少し怖くなったのは、

AIの性能ではありません。

便利さに慣れすぎて、

自分で考えることを手放してしまうことでした。

だから私はこれからもAIを使います。

でも同時に、

自分の頭でも考え続けたいと思っています。

次回は、

【第4回】AI時代に“人間らしさ”は必要なのか?

について考えてみたいと思います。

■ すべてのコラムはこちら
https://mbp-japan.com/fukuoka/cncconsultingpro/service1/
■ 株式会社CNCコンサルティング 公式サイト
https://cncconsulting.pro/

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

佐々木康仁プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

佐々木康仁
専門家

佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

マーケティング、生成AI、ICT教育のコンサルを手掛けるプロ

佐々木康仁プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼