【第5回】 AIを授業で使うと何が起きるのか

佐々木康仁

佐々木康仁

テーマ:教育・ICT教育

― 教室で起こる新しい学びの形 ―


AIという言葉を聞くと、多くの人がこう感じるかもしれません。

「AIを授業で使うと、子どもが考えなくなるのではないか」

確かに、AIは

・文章を書く
・説明を作る
・問題を解く

といったことを短時間で行うことができます。

そのため

「AIが答えを出してしまうなら、授業はどうなるのだろう」

と感じる先生も少なくありません。

AI can generate answers quickly.
(AIは素早く答えを作ることができます。)

しかし、AIを授業に取り入れると
実は別の変化も生まれます。

授業が「問い中心」になる

これまでの授業では、

先生が説明をし、
子どもがそれを理解する

という形が多くありました。

しかしAIを使うと、
授業の流れが少し変わります。

例えば

「なぜこの出来事が起きたのか」
「この問題には他の考え方があるのか」

といった問いをAIに投げかけることで、

・さまざまな視点
・複数の考え方
・新しい発想

が生まれることがあります。

つまり、授業が

「答えを覚える授業」から
「問いを考える授業」

へと変わる可能性があります。

子どもたちの発想が広がる

AIを使うことで、
子どもたちの発想が広がる場面もあります。

例えば

・物語の続きをAIと考える
・新しいアイデアをAIと作る
・AIの答えを比較して考える

こうした活動では、
AIは「答え」ではなく

考えるための材料

として使われます。

AI can spark new ideas.
(AIは新しいアイデアのきっかけになります。)

このような使い方をすることで、
子どもたちの創造力が広がる可能性があります。

AIの答えを疑う力

もう一つ重要な学びがあります。

それは

AIの答えをそのまま信じないこと

です。

AIは便利なツールですが、
常に正しいとは限りません。

時には

・不正確な情報
・偏った内容
・誤った説明

を出すこともあります。

そのため

「AIの答えは本当に正しいのか」

と考える力が必要になります。

Think before you trust AI.
(AIを信じる前に考える。)

この姿勢は、AI時代の学びにおいて
とても重要な力になるでしょう。

AIは授業を変えるのか

AIを授業に取り入れると、
教室の学び方は少しずつ変わっていくかもしれません。

しかし、それは

先生がいらなくなるという意味ではありません。

むしろ

・問いを考える
・議論を深める
・学びを導く

といった先生の役割は、
これからさらに重要になるでしょう。

AIは、授業を変える可能性があります。

しかし本当に授業をつくるのは、
やはり人間なのです。

Education is still about people.
(教育の中心は、やはり人です。)

次回予告

次回は

「AI時代の情報モラル教育」

について考えてみたいと思います。

AIが広がる時代に、
子どもたちはどのような情報リテラシーを身につけるべきなのでしょうか。

AI時代の新しい情報モラルについて、
教育現場の視点からお話ししていきます。

■ すべてのコラムはこちら
https://mbp-japan.com/fukuoka/cncconsultingpro/service1/
■ 株式会社CNCコンサルティング 公式サイト
https://cncconsulting.pro/

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

佐々木康仁プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

佐々木康仁
専門家

佐々木康仁(ITコンサルタント)

株式会社CNCコンサルティング

対面と非対面を組み合わせた独自のマーケティング手法、ChatGPTを活用するための基礎的な講習、小学校などでのICT教育支援を事業の柱とする。数々の職業を経験し“現場感覚”でサポートできるのが強み。

佐々木康仁プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

マーケティング、生成AI、ICT教育のコンサルを手掛けるプロ

佐々木康仁プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼