第1回:店長とは「利益をつくる職業」
— ダメダメ店長だった私が「普通の店長」になるまで —

私が初めて店長になった頃、
正直に言えば“ダメダメ店長”でした。
数字ばかり追いかけてスタッフの顔が見えなくなったり、
気合いと根性で空回りしたり。
「やる気はあるのに、なぜか成果が出ない」――
そんな日々の繰り返しでした。
でも、16年という年月の中で気づいたことがあります。
店長に必要なのは、センスでも才能でもなく、“続ける力”だということです。
■「継続」は努力ではなく習慣
最初の数年は、失敗ばかりでした。
店の売上が下がれば焦り、
スタッフが辞めれば自分を責める。
けれど、諦めずに続けるうちに、
小さな成果が少しずつ積み重なっていったのです。
継続とは、気合いで乗り越えるものではなく、
“日々の習慣に落とし込む”こと。
・朝の挨拶を欠かさない
・スタッフの表情を観察する
・毎日、昨日より少し良くする
この積み重ねが、やがて店の文化になります。
■「普通の店長」でいい、でも“普通を続けられる店長”に
私は特別な才能を持っているわけではありません。
けれど、どんな日も「店を良くしよう」と動き続けてきました。
店長として大切なのは、
・完璧を目指すことではなく、
・諦めずに取り組み続けること。
“普通のことを普通にやる”――
それを続けられる人が、最終的に信頼を勝ち取ります。
■「成功」とは“継続の副産物”
店長として成功したいと願うのは当然です。
でも、本当の成功は「継続の結果」としてやってきます。
振り返ってみれば、
私が最も成長できた瞬間は、
「上手くいった時」ではなく「続けた時」でした。
どんなに小さな努力でも、
止めずに続ければ、それは“成功の芽”になります。
その芽を育て続けることこそ、
リーダーとしての最大の使命だと思っています。
■今日からできる実践ポイント
「続けられること」を一つ決める。
毎日10分でも良い。習慣化こそ最大の力。
“昨日より少し良く”を意識する。
完璧よりも、継続的な改善を目指す。
失敗を恐れず、続ける勇気を持つ。
止まらないことが、最大の成功です。
■最後に — 未来の店長へ
私はこの20年、現場で数えきれないほどの人に出会いました。
やる気に満ちたスタッフも、迷いながら成長する新人も。
その中で確信したのは――
「人は、続けることで必ず変われる」
店長という仕事は、人と数字、両方を動かす重責があります。
でも、その分だけ、誰かの人生を変えられる仕事でもあります。
どうか焦らずに、諦めずに。
小さな一歩を積み重ねてください。
“続ける店長”こそ、最強のリーダーです。
― 連載を終えて ―
この10回シリーズでは、
「現場で磨く!マネジメントとマーケティングのリアル」と題して、
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著書紹介
このコラムの内容は、著書
『新米店長の道しるべ:16年の失敗と成功から学ぶ 』
(著:佐々木 康仁/出版社:CNCコンサルティング出版)
をもとにしています。
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