子どもの認知/女性弁護士による法律相談・福岡

Fさんの相談
「私は，事情があって，未婚のまま，今年の5月に男児を出産しました。
　出産前は，相手の男性（Eさん）は，妊娠を喜び，認知すると言っていたのですが，
　出産後は，連絡も途絶えがちで，認知の手続きもとりません。
　認知をさせるには，どのような方法がありますか。」

家庭裁判所に，子の認知の調停を申し立てることとなります。
FさんEさんとの間で合意ができ，その原因の有無について，合意が正当であると認められた場合は，
合意に相当する審判（家事事件手続法277条）がなされます。
血液型等によって客観的に，事実関係を証明できない場合には，DNA鑑定を行うこともあります。
鑑定費用は，原則として申し立てた側の負担となり，約10万円程度となります。
相手方が出席しなかったり，合意ができない場合には，不成立となり，裁判手続（訴訟）を申し立てることができます。

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　法律問題は，相談者の方の個別の事情に応じて，複雑になる場合が多く，
　直接お会いして，じっくりとお話を伺って，ご相談に応じたいと考えております。