境界のもめごと、誰に相談すればいい?——進み方と費用の目安
家を買うとき、土地の境目まで自分で確かめる人は、ほぼいません。そもそも確かめる技術は専門家しかもっていないので無理もありません。「不動産会社が調べてくれているはず」「登記があるから大丈夫」——そう思うのが自然です。
でも、境界だけは話が別です。
結論: 境界のあいまいな土地は、「時間」が敵になります
お隣の塀や物置が、買った土地に少し入り込んでいたとします。気づかずに放っておくと、どうなるか。
民法には「取得時効」という仕組みがあります。他人の土地でも、一定の期間(条件によって10年または20年)占有が続くと、その部分の所有権を取得できる場合があります。越境に長年気づかずにいると、相手からこの主張をされるおそれがあります。
「登記に面積が書いてあるのに?」と思うかもしれません。ここが大事なところで、登記記録の面積や図面は、現地の実態と食い違っていることが珍しくないのです。特に古くからの土地は、明治時代の測量に由来する記録がそのまま残っていることもあります。
買う前にできること
1. 境界標(杭やプレート)が現地にあるか見る——土地の外周の全てにあるか。塀の内側か外側か。
2. 確定測量図があるか聞く——隣接地の所有者と立ち会って作られた測量図があるかどうかで、土地の「証拠の強さ」が全く違います。
3. なければ、測ることを検討する——売主負担で確定測量をしてもらう交渉は、契約前だからこそできます。
購入するタイミングは、境界を明確にするチャンスでもあります。所有者が変わってから境界の話を始めると、お隣との関係づくりからやり直しになります。
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売却・相続・建て替え——土地を「動かす」節目が来たときに、思い出していただければ十分です。そのときに「うちの場合はどうだろう」を確かめたくなったら、北九州とその周辺で対応しています。ご相談はそのときで構いません。


