業績が好調な会社の人材活用術

北出慎吾

北出慎吾

テーマ:コラム

おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。11月も20日を過ぎ、今年も残り1ヶ月少々となりましたね。今年立てた目標の進捗はいかがでしょうか。まだ残り1ヶ月ありますので、十分時間はあります。最後まであきらめずにできることを行いましょう。最後までやり切ったことがきっと自分の力になります。それが来年以降活きてきます!

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株式会社タナベコンサルティングが「2025年度 人材・組織の取り組みに関する企業アンケート調査」の結果を公表しました。そこには、業績が不調な会社と好調な会社の人材に関する取り組み内容が記載されています。サマリーは次のとおり。

・業績が不調な企業では「戦略的な人材配置・活用」や「人材の定着・エンゲージメント向上」を重要視。
・業績が好調な企業では「人材採用の強化」や「次世代リーダーの育成」を重要視。
・人的資本の可視化・評価については「スキル・貢献指標の評価」や「人的資本KPIの設定・運用」「タレントマネジメントシステムの導入」が高水準
・ 離職率が低い企業では、「上司・部下間の対話促進」「柔軟な勤務制度の導入」の実施率が相対的に高い。
・今後特に強化したいテーマは、「次世代リーダー育成」(34.3%)と「管理職のマネジメントスキル強化」(22.7%)が上位を占める。
・離職理由の上位は「上司・同僚との人間関係」「処遇・待遇への不満」「キャリア展望の不透明さ」「成長機会の不足」が上位を占める。

このように考えると業績が向上している会社は、人材への投資や定着への取り組みに力を入れていることが分かります。採用、育成、定着、評価、処遇などの仕組みをひとつずつ整備していくことが大事ですね。

では、まずは何から始めるべきか?と考えると、私は1on1をおススメします。方法は今までのメルマガでも紹介しておりますのでそちらをご確認ください。自社のやり方に合わせた方法が定着させます。私も色々試行錯誤して、今の1on1スタイルになっています。ご相談はいつでもどうぞ!

今回のレポートの詳細はこちらから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000294.000058707.html


【編集後記】
目標を立てる、目標を達成するために日々どんな行動を行うか計画を立て検証する。ひとつひとつの積み重ねが自分を成長させます。

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北出慎吾
専門家

北出慎吾(社会保険労務士)

シナジー経営社会保険労務士法人

顧問契約(労働・社会保険の書類作成、手続き代行)や給与計算業務だけではなく、会社を発展させ、リスクから守る就業規則の作成、人事評価制度の構築や社員研修などを得意としている。返済不要の助成金提案も好評。

北出慎吾プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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