ちゃん付けはOK?

北出慎吾

北出慎吾

テーマ:コラム

おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。日本のプロ野球は、ソフトバンクホークスが阪神タイガースを破り、日本一に輝きました。アメリカ大リーグでは、大谷選手や山本投手が所属するドジャースとブルージェイズがワールドシリーズを戦っています。がけっぷちに立っているドジャース。2連勝して、ワールドシリーズ連覇なるか。注目ですね。

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「ちゃん付け」は、セクハラ。
という東京地裁の判決を受けて私の周りで「やっぱり駄目なの?」という話が広がっています。先日、佐川急便の元従業員女性が同僚男性から受けた「ちゃん付け」呼びなどの行為をセクハラと認定し、男性に22万円の慰謝料支払を命じた東京地裁判決。マスコミの見出しでは「ちゃん付けがセクハラ」と表現していますが、判決内容などを見ていくと、それ以外の言葉の方がセクハラ認定されたことが大きいように思います。
日経新聞の記事では、「女性が東京都内の営業所に勤務していた2020年以降、男性から名前をちゃん付けで呼ばれたほか「かわいい」「体形良いよね」と言われた。女性は21年にうつ病と診断され、その後退職した。男性は厳重注意処分となっている。」
「ちゃん付け」は、幼い子供向け、親しみを込めての発言だとしても不快感を与える可能性があると指摘しています。嫌な人もいるし、そうでない人もいる。「ちゃん付け」だけがハラスメントではないことを意識しながらも、やはり信頼関係や、距離感は大事。こういった判決を受けて、どうしようかなと検討に入った企業はアンテナが立っていると言えます。

組織の文化にも影響する「呼び方」。ちなみに当社は、年下であっても相手に敬意を表するために「さんづけ」にしています。

【編集後記】
ワールドシリーズもいよいよ大詰め。第6戦の先発は山本投手です!

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北出慎吾
専門家

北出慎吾(社会保険労務士)

シナジー経営社会保険労務士法人

顧問契約(労働・社会保険の書類作成、手続き代行)や給与計算業務だけではなく、会社を発展させ、リスクから守る就業規則の作成、人事評価制度の構築や社員研修などを得意としている。返済不要の助成金提案も好評。

北出慎吾プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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