2022年度 新入社員意識調査 2
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。朝晩が涼しくなり、過ごしやすくなってきました。この時期のBBQやスポーツなどは気持ちがいいですね。また秋はグルメの秋でもありますが今年は、サンマやクロマグロが大漁のようです。食事、運動も適度にバランスよく色々と堪能したいですね。
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定着し、活躍する新入社員のためのフォロー研修
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アクサ生命が「社長さん白書2025」の結果を公表しました。この調査結果は、全国47都道府県、18,976人の中小企業経営者を対象に実施したもので、より実態に近いものとなっています。
主なポイントとしては、
■経営資源である「人」への関心が高まる経営の最重要資源について聞いたところ、「人」と考える経営者が約8割に上りました。現在の経営の心配ごとでは、「組織・人材のマネジメント」と答えた割合が41.3%と高く、2013年調査の22.6%から大きく伸び、売上拡大(41.8%)と同等の関心を集めていることが分かりました。少子高齢化による労働人口の減少や労働市場の変化が影響しているものと思われます。
■人材確保策で「賃上げ」が前年比約4.8倍と急速に進展人材確保の施策としては「賃上げ」(46.9%)や「現在の福利厚生の充実」(27.6%)などが上位となり、最も多かった「賃上げ」は2024年調査の9.8%から約4.8倍と急速に進展しました。「再雇用、定年延長を導入」、「健康経営優良法人認定取得」という回答もあり、人材の採用・定着に向けた施策に注力する経営者が増えています。
■職場環境の整備に課題「人」への関心が高まる一方で、職場でのストレスチェックを「既に実施している」あるいは「実施を検討している」は20.9%にとどまり、多くはまだ手探りの状況でした。「育児・介護休業法」についても7割以上が「聞いたことがあるが内容は知らない」あるいは「知らない」と回答し、改正内容の浸透が不足しているようです。
■経営者と従業員に価値観のギャップ
経営者と従業員の価値観にはギャップがあることも明らかになりました。人生において重視することは、経営者は「家族関係」や「仕事の充実度」に回答が集まりましたが、従業員は「精神的なゆとり」や「自由な時間」を求めています。長期的な人材確保に向けて多様化する従業員の価値観を理解する必要がありそうです。
【所見】
今や経営の心配事は「売上拡大」に並び「人」や「組織」にシフトしています。どう人材を確保しようか、定着のための施策は何かなど、企業が頭を悩ませているひとつです。もちろん、労働時間管理や社内ルールの作成、就業規則の整備がセットです。
また法改正への対応が遅れているという点も気になります。従業員50人未満の事業場のストレスチェック義務化は3年以内に行われるので、まだ余裕があると言えばそうですが、ストレスをどう把握し、対応していくかは今からでも対策を行うことは重要です。育児介護法に関しては、今年の4月、そして10月にも新たに施行されるため規則の改定も含めて対応が必要です。
→ここは顧問社労士にご相談ください。
経営者と従業員の価値観についてはこれはもう埋まらないというか、資金投入も含めて人生をかけている経営者と従業員の価値観はあって当然で、それをどう理解してマネジメントしていくかが経営と言えます。私も色々と考えながら経営していますが時代に合わせ、常にアップデートが必要です。
詳細はこちら
https://www2.axa.co.jp/info/news/2025/pdf/250908.pdf?_gl=1*bh61s7*_gcl_au*MTk5NDM3ODcxMC4xNzU2NDI0MDgy*_ga*NjEyNTg1NjI5LjE3NTY0MjQwODI.*_ga_3MXLG2Z634*czE3NTczOTY1OTQkbzIkZzEkdDE3NTczOTY1OTckajU3JGwwJGgw
【編集後記】
クロマグロが捕れすぎて、水揚げの自粛がなされているようです。美味しく安く食べられるのは消費者にとって嬉しいことですが漁業関係者は頭を悩ませているようです。



