管理職になった良かった人は6割。

北出慎吾

北出慎吾

テーマ:コラム

おはようございます福井の社会保険労務士 北出慎吾です。1月もすでに20日を過ぎ、良いスタートを切った方、今からスタートダッシュしようと思っている方、また、エンジンがかかっていない方、色々といらっしゃるかもしれません。2025年は巳年。十二支の中で唯一脱皮をするへび。脱皮をして強くなるのは人間も一緒。チャレンジして、経験を積み重ね。良い1年にしたいものですね。
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管理職になると負担が増える。最近、そういう声も増えてきて、部下のマネジメントや成長に悩みを抱えている管理職も多いと思います。株式会社マイナビは、800名の管理職を対象に「管理職の悩みと実態調査」を行ったアンケート結果を発表しました。そこでは、「管理職になって良かった」と感じる人は60.8%。

役職別に見ていくと
本部長・・・80.0%
部長・・・74.6%
次長・・・61.4%
課長・・・54.9%
係長、チーム長・・・51.5%
となっています。

また管理職になって良かったことについては、
・50代女性課長
→部下の成長に喜びを感じること。管理職が知り得る情報を得て自分に任せられる交渉や決定に関わっているとき
・40代女性係長
→上司側の気持ちが分かるようになった。叱るのも褒めるのも難しい。部下としてどうして欲しいかはわかっているから各々に合わせてだがどちらの気持ちも持ち合わせて働きたいと思っている。
・20代男性係長
→自分の課をもってある程度自由な采配をできる
・20代男性本部長
→給料面での余裕で家庭も安定もできる。苦労も多い分、達成感や部内外での信頼度も高まり成果がついてきてやりがいが大きい。
・50代男性部長
→アクセスできる情報が増えるので視野が広がり多角的な判断が下せるようになった。
一方、管理職になってからの変化については
・仕事の比重が増えた・・・75.8%
・心身の健康が損なわれた・・・68.9%
と業務量や健康問題に言及する点もあります。

また、管理職としての悩みは、
・マネージャー業務の負荷が高い・・・28.1%
・パワハラなどハラスメントと言われるのを避けたい・・・27.0%
・部下が成長しない・成長が遅い・・・24.0%
・部下に言いたいことがあっても我慢している(指摘できない)・・・21.9%
・部下のフォロー(ミスのチェックなど)が追い付かない・・・21.5%
などがあげられています。

管理職として希望するサポートや制度については、
・管理職手当の増額・・・40.1%
・残業手当の支給・・・21.6%
・勤務時間外は対応しなくても良い制度・・・19.6%
組織が成長、発展するためには管理職を目指す人を増やすことは必須課題。向き不向きもありますが「やりがい」「成長」と「心身のバランス」を上手にコントロールすることも必要ですね。
詳細はこちら
https://www.mynavi.jp/news/2025/01/post_46227.html

【編集後記】
へびというと怖いイメージもありますが、「神社のご神体がヘビ」、「白ヘビは神の使い」「ヘビの抜け殻は金運のお守り」などへびにまつわることもたくさんあります。脱皮をして成長する年にするために動く。考える。2025年が良い年でありますように。

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北出慎吾
専門家

北出慎吾(社会保険労務士)

シナジー経営社会保険労務士法人

顧問契約(労働・社会保険の書類作成、手続き代行)や給与計算業務だけではなく、会社を発展させ、リスクから守る就業規則の作成、人事評価制度の構築や社員研修などを得意としている。返済不要の助成金提案も好評。

北出慎吾プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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