コロナ禍でもミライを考える
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。10月になりましたね。そういえば、10月14日はスポーツの日(体育の日)でしたね。昔は10月10日で固定でしたが、2020年に改定されました。10月10日と決められていたのも1964年に開催された東京オリンピックがきっかけ。今回の第2月曜日への移動も2020年(実際には2021年)の東京オリンピックがきっかけでした。天気も良かったので運動をした人も多かったのではないでしょうか。適度な運動。気持ちいいですね。
10月に入り、内定式を行った会社も多くあります。一方、内定辞退などがあり思うように人材が確保できないという声も多く聞きます。人手不足はまだまだ続きますが、県内の職種別求人・求職賃金情報はどうなっているのか最新版を見てみました。福井労働局が発表している8月現在の最新版ですが、求人の賃金と求職者が求める希望賃金が記載されています。例えば、人手不足が続いている建設業界は専門的技術的職業で建築土木技術者の求人賃金が、上限 385,086円、下限 250,483円。一方、求職者の希望賃金は、285,714円。年齢や実績などにもよりますが、金額だけを見ると下限より約35,000円多く求めています。
また接客業の求人賃金は上限 247,937円、下限 213,877円。求職者の希望賃金は217,895円。差額は約4,000円。ここには表れていないですが、これにプラスして休日数。賃金や休日だけで単純比較はできないことは十分承知の上ですが、比較対象とされ、大きな開きがあると条件的には不利です。この差を少しでも埋めていくことが企業努力。そしてそれ以外のアピールポイントを作る。また定着を図るための策を行う。賃金なのか、休みなのか、教育なのか、福利厚生なのか、人間関係なのか、仕組みなのか。会社ごとによって違う課題があります。定着している会社には理由がある。ここに気づくこと。ちなみにパートさんの賃金も上がっています。8月のデータですが、下限でも1,000円を超えている求人賃金が多いです。最低賃金アップに合わせて時給アップした会社もあるかもしれません。詳細はこちらから
https://jsite.mhlw.go.jp/fukui-roudoukyoku/content/contents/001965392.pdf
【編集後記】
最近、うちのスタッフがエアロバイクを購入し、運動を行っています。頑張っている姿、いいですね。