2022年度 新入社員意識調査 2
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。8月も中盤に差し掛かりますが、毎日暑い日が続きますね。くれぐれも熱中症などにお気を付けください。パリオリンピックも盛り上がっていますが寝不足などで体に負担が出る場合もありますので、ほどほどに。
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株式会社日本能率協会マネジメントセンターは、経年比較でエンゲージメントの実態をまとめた「パフォーマンスにつなげるエンゲージメント調査」を公開しました。働きやすさにつながる「従業員エンゲージメント」(従業員の会社に対する信頼や貢献意欲など)と働きがいにつながる「ワークエンゲージメント」(仕事の活力、熱意、没頭など)にわけて結果を公表しています。「従業員エンゲージメント」や「ワークエンゲージメント」に関する項目と
・「仕事」
・「企業理念・経営層」
・「職場」
・「上司」
・「同僚」
・「チーム」
・「事業・サービス」
・「教育・研修」
・「報酬・評価」
・「働き方に関する制度」
・「健康」
の11のカテゴリーに関する項目の回答により相関係数を算出。
その結果、「従業員エンゲージメント」「ワークエンゲージメント」ともに、
・「仕事」
・「企業理念・経営層」
・「職場」
から、特に影響を受けていることがわかりました。いちばん関連が強い「ワークエンゲージメント」と「仕事」において具体的に見ていくと、「現在の仕事は、自分の強みを活かすことができる」「仕事を通して成長を実感できる」「仕事に達成感を感じられる」などが、ワークエンゲージメントに大きな影響を与えていることがわかりました。確かに上記の満足度が高いとエンゲージメントが高いのも納得です。
その上で、従業員エンゲージメントを高めるためには
・「自己理解とキャリア形成支援」
・「評価と報酬の透明性」
・「心身の健康支援」
・「挑戦しやすい組織風土づくり」
の4点に力を入れること
ワークエンゲージメントを高めるためには
・「ジョブ・クラフティング」※働く人が自ら仕事に対する認知や行動を変えることで、やりがいを感じない仕事をやりがいのあるものへと変える手法
・「目標と役割の明確化」
・「フィードバックと承認」
・「学習と成長支援」
の4点に力を入れることと分析しています。
エンゲージメント向上のための仕組みや機会を作ること。組織として大事なことですね。
【編集後記】
先日、暑い中ゴルフをしていましたが、ラウンドが終わった後にサービスでかき氷が出ました。クールダウンには最適で、ゴルフ場に感謝。こういった気遣い大事ですね。