弁明の機会を与える
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。桜の開花まであと少し。来週には満開の桜が福井県内でも広がりそうです。週末にはふくい桜マラソンが開催されますので、ランナーも桜を見ながら走ることができれば気持ちいいでしょうね。(そこまでの余裕があるかどうかですが)いよいよ来週には4月となり各社に新入社員が入社されます。職場の雰囲気が変わり、これも気持ちがいいですね。
いよいよ今週末は新入社員研修です。新入社員研修には敬語の使い方についても触れますが、先日、雑誌プレジデントに「できる!」と思われる大人の語彙力が紹介されていました。これはぜひ頭の整理に役立つと思い、早速目を通しました。次の設問に答えてみてください。間違いやすい文書についてです。
問1
A:なおざりにせず、至急対応を
B:おざなりにせず、至急対応を
問2
A:ミスしたら、一貫の終わりだ
B:ミスしたら、一巻の終わりだ
問3
A:上司とは気の置ける関係だ
B:上司とは気の置けない関係だ
問4
A:事業計画から一旦手を抜こう
B:事業計画から一旦手を引こう
問5
A:私に責任転嫁しないで
B:私に責任転化しないで
いかがでしょう??カッコ内の部分を言い換え適切を入れましょう。
1.「とりあえずの」日程です→「 」的な日程です
2.「わかりますか」→ご「 」な点はありますか
3.「やめたほうがいいですよ」→お「 」しません
4.「どうしても」お願いがあります→「 」ってお願いがあります
5.商品を「買ってください」→うちの商品をお「 」めください
いかがでしょうか。簡単なものから、えっと、どうだったかなという言葉もあったかもしれません。答えは、ぜひ調べてみてくださいね。また、敬語の使い方の中に「させていただく」という言葉があります。私もずっと違和感があり、使わないように意識をしていますが、世の中でも違和感がある人が多いようです。
「ご紹介させていただきます」「ご説明させていただきます」→「ご紹介いたします」「ご説明いたします」がきれいな敬語。新入社員研修を実施すると日ごろの言葉遣いが間違っていないかなと振り返ることもできます。新入社員を向かい入れる先輩社員、上司のあなた。敬語は大丈夫ですか?ぜひ見直ししてみてください。
【編集後記】
桜もそうですが、春のセンバツ高校野球がいよいよベスト8となります。今年の優勝校はどこか?楽しみですね。