「2023年日本人の休み方実態調査」

北出慎吾

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テーマ:コラム

おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。11月となり、今年も残り2ヶ月となりました。収穫の秋ということもあり、この時期は各地でイベントを開催しているところが多いですね。コロナも明け、紅葉やそば祭りなどこの時期お出かけをして、各地の魅力を楽しみたいですね。

日本経済新聞とJOB総研が連携して、「2023年日本人の休み方実態調査」を実施、調査結果を発表しました。休みづらいと考えている日本人、どのような調査結果となったのでしょうか。調査人数は多くはないですが、ネットで529人の社会人男女を対象に、現職での休暇と連休取得の自由度、理想の連休日数とその使い道、休暇取得のタイミングを周りと合わせるか否か、休暇取得をすることでの罪悪感の有無とその理由、取得しづらいと感じる場面などを調査しています。有給休暇義務化が進み、休むことに大きな抵抗は感じなくなった昨今ですが、今回の調査では、
休むことに「罪悪感あり」38.3%
休むことに「罪悪感なし」61.7%
の回答でした。また年代別でみると
20代「罪悪感あり」44.3% 「罪悪感なし」55.7%
30代「罪悪感あり」35.8% 「罪悪感なし」64.2%
40代「罪悪感あり」32.8% 「罪悪感なし」67.2%
50代「罪悪感あり」38.6% 「罪悪感なし」61.4%
でした。30代、40代は仕事の段取りさえつけば休むことに大きな抵抗がない反面、20代はやや抵抗ありという感じですね。それでも全体的に6割は罪悪感なしなので、働き方改革が進んでいる結果とも言えますね。また、罪悪感を感じる理由については、
・同僚に迷惑をかけるから 51.2%
・同僚が働いているから 37.4%
・上司に迷惑をかけるから 31.0%
・上司が働いているから 29.1%
・顧客に迷惑をかけるから 19.7%
でした。休みにくいと思う場面については、
・繁忙期 65.0%
・仕事が溜まっている時 58.6%
・自分以外に担当できない業務がある時 48.8%
・自分以外が休暇を取得している時 38.4%
・病欠の人が出た時 32.5%
でした。なお休暇の取得タイミングについては、40.6%の人が周り(同僚・上司)に合わせるとした一方、合わせないが31.8%でした。。。また理想の連休と使い道については、平均9.5日で旅行が72.8%とトップでした。年に1回若しくは2年に1回はこういう連休をとってリフレッシュしたい気持ちも分かります。日本人の休み方実態調査。予想通りと言えばそうですが、このようにデータで見ると日本人の傾向がつかめ、理想の休みを取るための仕組みや対策への着手に近づきますね。

ミライズの詳細はこちら
https://synergy-management.co.jp/hr_evaluation-merize/

シナジー経営社会保険労務士法人
シナジー経営株式会社
北出慎吾

【編集後記】
先日、福井県の大飯町、高浜町まで仕事で行ってきました。ゆっくりと景色や食を楽しみたい気持ちもありましたが、とんぼ返り。今度はゆっくりと現地を楽しみたいものです。

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北出慎吾
専門家

北出慎吾(社会保険労務士)

北出経営労務事務所

顧問契約(労働・社会保険の書類作成、手続き代行)や給与計算業務だけではなく、会社を発展させ、リスクから守る就業規則の作成、人事評価制度の構築や社員研修などを得意としている。返済不要の助成金提案も好評。

北出慎吾プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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