男女の賃金差開示を義務化へ
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。あっという間に10月も半ば。朝晩の冷え込みが気になり始めましたね。先週までは冷房をつけて寝ていましたが、今は冷房なしで長袖長ズボンで寝ています。季節の変わり目。体調には気を付けましょう。そういえば、プロ野球のCSも始まっていますね。気づいたらセ・パどちらも1位のチームが優勢です。日本シリーズは、昨年と同じ顔合わせになるか。
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企業内の心理的安全性が高いと社員の定着も生産性も向上するということはメルマガ内でもお伝えした通りですが。株式会社ロジック・ブレインが、1on1ミーティングを実施しているサービス業・製造業の経営者を対象に、「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する実態調査を実施し、「職場の心理的安全性」についての結果を公表しました。
まず、経営者に「従業員は仕事に対して、どのようなことに幸せ(やりがい・楽しさ)を感じていると思いますか?」との質問には、
1位『報酬や賞与(40.2%)』
2位『顧客など社外からの謝意・称賛(39.1%)』
3位『上司や同僚など社内からの謝意・称賛(35.4%)』
4位『自分に対する人事評価(30.5%)』
5位『良好な職場環境(人間関係)(20.2%)』
となりました。これは、従業員に対して「企業の1on1と職場の心理的安全性」に関する調査でも会社員の半数が報酬や賞与といった仕事で得られる対価に対して幸せを感じる一方、残りの半数は社内外からの謝意・称賛や良好な職場環境といったいわゆる心理的安全性の高い職場で起き得ること、得られるものに関して幸せを感じることが明らかになっています。こういった面で行くと、経営者と従業員の思いは近いものがあると考えることができます。
また、「どのような職場・労働環境であれば、従業員が安心して(心理的安全性を持って)意見が言えると思いますか?」との質問には
1位『本音を言える(27.1%)』
2位『どのようなアイデアでも言える(26.3%)』
3位『チームの中に助け合いがある(25.6%)』
4位『人格や発言が否定されない(25.3%)』
5位『困難なことにもチャレンジできる(23.4%)』
との結果でした。従業員への調査でも、本音を言える職場・労働環境であれば心理的安全性を持って意見が言えると回答した方が最多でした。これも経営者も本音を言える環境を整えることが心理的安全性を高めるためには大変重要であると認識しているようです。
「心理的安全性」今はどの企業も力を入れている部分です。ゆるい職場ではなく、お互いにいい刺激をもらえる職場。ここにいて成長を感じる職場にしたいですね。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
プロ野球CSの盛り上がりは下剋上があるかどうか。またシーズンに活躍した選手が引き続き活躍するか。ヤクルト村上選手のホームラン。オリックス山本投手の投手術。見ものです。