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おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。ヤクルト村上選手が55号の本塁打を打ちましたね。1964年の王貞治選手の日本選手最多記録並びました。残り15試合ほど残っているので、是非とも60本まで行ってほしいです。それにしても22歳。三冠王も目前。恐るべし・・・。
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一般社団法人日本能率協会が「2022年度 新入社員意識調査」の結果を公開しました。概要は以下の通り。
1.理想の上司・先輩は、「仕事について丁寧に指導する人(71.7%)」が1位で2012 年以降の調査で過去最高。2012 年度数値の高かった「場合によっては叱ってくれる上司・先輩」や「仕事の結果に対する情熱を持っている上司・先輩」は大幅にダウン。
2.仕事の不安は、人間関係「上司・同僚などの職場の人とうまくやっていけるか(64.6%)」が1位。
3.抵抗がある業務は、「指示が曖昧なまま作業を進めること」が1位。
4.意欲や能力を高めるための上司や人事への期待は、「成長や力量に対する定期的なフィードバック」が6割。
5.仕事よりもプライベートを優先したい人は8割。
6.仕事は、「量」より「質」で評価してほしいが8割。
7.キャリアイメージを描いている人は5割。そのうち5年先が3割。10年先が3割。
なかなか衝撃的な結果となっています。「理想の上司・先輩」のトップは過去も同じような結果となっているので、そんなものかと思いましたが、実は、ずば抜けて高いのです。
過去の調査結果では「仕事について丁寧に指導する上司・先輩」は
2022年 71.7%(1位)!!
2020年 59.3%(1位)
2014年 57.2%(1位)
2012年 52.4%(1位)
と今回の新入社員が突出していることが分かります。一方、「場合によっては叱ってくれる上司・先輩」は
2022年 17.6%(8位)
2020年 19.9%(7位)
2014年 29.2%(5位)
2012年 33.7%(4位)
と下がり続け、叱られることに対する抵抗感がある結果となっています。また、「仕事の結果に対する情熱を持っている上司・先輩」も
2022年 9.5%(10位)
2020年 7.5%(11位)
2014年 30.2%(4位)
2012年 34.1%(3位)
と、大幅に下がり続け、2回連続の一桁台に...。情熱がないと何も進まないんだけどね。。。と内心思っています。その他数値が高い上司・先輩は、「言動が一致している」「仕事の結果に対するねぎらい・誉め言葉を忘れない」「部下の意見・要望を傾聴する」「仕事だけでなくプライベートも大事にする」などが上がっています。いまどき社員の考え方を理解しておくことは上司・先輩の大事な仕事。これらの結果を参考にどう対応するのか今と昔は違う。考え方のアップデートも必要です。また次回もこの続きをお伝えします。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
プロ野球記録は60本ですが、最年少三冠王も期待大ですね。大幅に年棒アップかな。