採用力が上がるポイント 2
おはようございます。
メダル獲得数更新中の東京オリンピック。朝起きて、真っ先にスポーツ情報を仕入れる福井の社会保険労務士 北出慎吾です。侍ジャパン、悲願の金メダル獲得を期待しています!
前回、オリンピックに学ぶ人材育成として、文科省が掲げる方針をご紹介しました。その中にある『育成すべき人間像』。これについて今一度触れてみます。
【育成すべき人間像】
1.自己を肯定し、自らの目標をもって、自らのベストを目指す意欲と態度を備えた人間
2.スポーツに親しみ、知・徳・体の調和のとれた人間
3.日本人としての自覚と誇りをもち、自ら学び行動できる国際感覚を備えた人間
4.多様性を尊重し、共生社会の実現や国際社会の平和と発展に貢献できる人間
今回注目したのは、1と2の内容です。
まず、1にある自己肯定感。そして自ら目標を定め、自らのベストを目指すこと。スポーツの世界ではわかりやすいですが、仕事上においてはどうでしょうか。子どもに目標の重要性を語るなら自らも目標を持って取り組むべき。親の背中を見て子は育ちます。
そして2にある「知・徳・体」という言葉。福沢諭吉先生が『学問のすゝめ』で紹介したことから広がったと言われていますが、学校教育では、知育・徳育・体育を教育の基本としています。
徳育ってあまり馴染みのない言葉ですよね。私もうまく説明できないので、ちょっと調べてみました。
徳育(とくいく)とは、人間としての心情や道徳的な意識を養うための教育。知育・体育と並び、教育の重要な一側面を成す。人として大事な道徳的な要素を身につけるということですね。これが周りの方への感謝や謙虚さなどにつながるのでしょうね。
色々と調べてみると福沢諭吉先生が息子(当時8歳と6歳)に教えた家庭での決まりごとや約束を記したものも出てきたので紹介します。
一、うそをつくべからず。
一、ものを拾うべからず。
一、父母に聞かずして ものを貰うべからず。
一、強情を張るべからず。
一、兄弟けんか、かたく無用。
一、人のうわさ、かたく無用。
徳育というと難しそうですが、このように行動指針のように定めるとわかりやすいですね。スポーツを通して、知・徳・体を高めていく。家庭でも会社でも大事な教育の指針です。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
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【編集後記】
男子サッカーも本日銅メダルをかけてのメキシコ戦。こちらも期待大!