社員の目指すべき姿を人事評価制度に
おはようございます。
福井の社会保険労務士 北出慎吾です。いよいよ東京オリンピック開幕まで2週間ですね。
新型コロナの感染拡大で無観客の方向もあるようですが、選手の方には悔いのないよう思い切って力を発揮してほしいです。
前回の「褒めて伸ばす」育成法についてたくさんの反応を頂き、やはり育成方法については学ぶことも、悩みも多いですね。
褒めて伸ばすことは非常に有効とされていますが、では厳しく接するはいけないのでしょうか。
答えはNOです。
大きなミスをした時、ここで注意しないと気がつかないと感じた時は厳しくすることも必要です。
今はハラスメントの時代なので、暴力的な指導は当然のようにNGですが、厳しくすることで現状を把握させたり、あるべき方向に導くことは大事なことです。
最近では、叱れない上司が増えていますが、一方で叱られたい部下も一定数存在します。
「直すべきところがあればしっかりと指摘して欲しい」という意見もありますからね。
どういう時に厳しく接するかという基準は持っておいた方が良いです。
例えば、社内規律を守らない場合、どうしますか?
・遅刻をする
・提出物を期限までに提出しない
・ミスが多い
このような場合は厳しく注意をしないと逆に社内雰囲気が悪くなることもあります。
もちろん、厳しさの中には言い方やタイミングも大事ですので決して感情的にならないよう心掛けることも必要です。
厳しい指導も時には必要。
誰もが叱られたくないと感じることはありますが、叱られることで、あの時叱ってもらってよかったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結果的に「褒める」と「厳しい」のバランスが大事なんです。部下育成、日々勉強ですね。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
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福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
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【編集後記】
新型コロナの影響もあり、なかなか盛り上がってこない東京オリンピックですが、サッカー、野球、バドミントン、柔道など見どころもたくさんです。
金メダルにかける選手たち。現地観戦はできませんが楽しみたいですね。