新入社員意識調査2023 発表！
おはようございます。
福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。
本日は中秋の名月だそうで、福井の天気は午後から晴れ間が見え、夜にはお月見が出来そうですね。
ゆっくりとした時間を過ごすのもまた乙なもの。時間を楽しみたいですね。
さて、今日は人材育成の話です。
人材育成に悩む上司は今も昔も後を絶ちませんが、人材育成に経験値が必要なことは言うまでもありません。
ドラクエ（わからない人はすみません・・・）でも最初はこん棒から始まり、スライムをやっつけながら少しずつ、遠くの町に出向き、敵をやっつけ経験値を上げていきます。経験値が上がると、お金も貯まり、必要な武器や鎧も買うことができます。
アメリカの調査では、経営幹部となったビジネスマンへの調査で「もっとも役にたった出来事は何か」という質問に70％の人が「仕事上の経験に関すること」と回答しています。
組織行動学者のディヴィッド・コルブは、ビジネスパーソンにわかりやすいように、「経験学習サイクル」として表現しています。
・Concrete Experiences：具体的体験
・Reflective Observation：内省的観察
・Abstract Conceptualization：抽象的概念化
・Active Experimentation：能動的実験
つまり、人が職場で能力を高めるためには、まず経験が必要である。そして、今回体験した具体的事象を振り返り、他の事象にも使えるようなノウハウを引き出し、次の実践で使ってみる。という一連の流れが必要である、というものです。
どんなにインプット学習をしても経験値を積まないと人前でうまく話ができないように、経験値が人材育成を飛躍的に加速させることは誰もが知る通りです。
人材育成も人事評価制度も経験値が大事。
それでもなお、経験値を積むことに対しておっくうになる人もいらっしゃるかもしれません。
自信をもって、まずは一歩踏み出してみましょう。
あなたならきっとできる！
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【編集後記】
庭でゆっくりと月を見ながら食事をするのもいいですね。本日チャレンジしてみます！
